ゴム材料の各種環境劣化メカニズムとその対策

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本セミナーでは、ゴム材料の各種環境劣化 (耐熱性・耐寒性・耐油 (耐液) 性・耐オゾン性・耐塩素水性) について、その原理、原因と対策を分かりやすく解説いたします。

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開催予定

プログラム

ゴム部品は、自動車・航空機・各産業機械から電気・ガス機器・給湯器・水道設備等、我々が身の回りで使用している部品の機能を維持するための重要な役割を果たしている。これらの各種機器の寿命が使用されているゴム部品の寿命によって左右される場合が多くあると言われている。  ここでは、ゴム材料についての概要を冒頭に簡単に説明した後に、ゴム材料の機能を損なう各種環境劣化要因から主なものとして耐熱性・耐寒性・耐油 (耐液) 性・耐オゾン性・耐塩素水 (水道水) 性の5項目について、その劣化機構と対策処方についてそれぞれ述べる。耐油 (耐自動車燃料) 性と耐塩素水 (水道水) 性では、実際の使用されている製品の材料開発時点でのトラブル発生とその対策事例を報告する。  さらに、環境劣化要因から耐熱性・耐オゾン性・シール (耐熱+耐液) 性における耐久性評価方法 (寿命予測法につながる) の紹介を行う。

  1. ゴムとは
  2. ゴム材料 (天然ゴムと各種合成ゴム) について
    1. 天然ゴムと各種合成ゴム
    2. 各種ゴム材料の特性について
  3. 環境劣化機構 (メカニズム) とその対策
    1. 耐熱性
    2. 耐寒性
    3. 耐油 (液) 性
      1. 自動車燃料 (アルコール含有燃料) シール部品の材料開発でのトラブル (膨潤大) と対策事例
      2. 自動車燃料 (バイオディーゼル燃料) シール部品の材料開発でのトラブル (硬化大) と対策事例
    4. 耐オゾン性
    5. 耐塩素水 (水道水) 性
      1. 給湯器シール部品の材料開発でのトラブル (黒粉現象) と対策事例
      2. 給湯器シール部品の材料開発でのトラブル (高温水膨潤) と対策事例
  4. 環境劣化での耐久性評価方法 (寿命予測法)
    1. 耐熱性
    2. 耐オゾン性
    3. シール性 (Oリング製品として)

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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受講料

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