医療機器のニーズおよび今後必要とされる医療機器の開発

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会場 開催

本セミナーでは、具体例を踏まえて、医療機器開発を円滑に進めるポイントを解説いたします。

日時

開催予定

プログラム

第1部. 医療機器開発のための医療ニーズとその医学的意味の探求

(13:00~14:30)

 医療機器開発を目的として医療ニーズの探索が、盛んに行われるようになっているが、開発を円滑に進めるためには、最初の段階で開発課題をよく見極める事が重要である。開発課題を決定する段階で、最も重要な点は、医療ニーズに医学的意味がどのように含まれているかを見究める事である。医療者は、医療機器を何故使うのか (ノウホワイ) を考えて医療行為を行っているので、どのように使うか (ノウハウ) は二の次である。即ち医療ニーズの探索では、ノウホワイによる医学的意味の探索が重要な観点である。本講演では医療ニーズに含まれる医学的意味に関して具体的な事例を交えて考察する。

  1. はじめに
  2. 医療分野とものづくり分野の融合のむずかしさ
  3. 分野間の壁を超える仕組みをどのようにつくるか
  4. 医工連携による医療機器開発のエコシステム
  5. 急増する出会いの場
  6. 医療現場の価値観の共有
  7. 医療ニーズの探索性
  8. コアメンバー間の対話の重要性
  9. 医療ニーズの具体性と普遍性を高める工夫
  10. 事例による医学的意味の考察
  11. まとめ

第2部. 無理なく円滑に医工連携を進めるためのポイント

~臨床現場、医療機器メーカー、ものづくり企業の三位一体の連携づくり~

(14:40~16:10)

 今後の有望産業として期待されている医療機器産業。これから医療機器に取り組みたいと考えている企業の方々にとって、医療機器産業のマーケットの特殊性や医薬品医療機器等法による規制は、大きなハードルとして感じられるのではないでしょうか。こうしたハードルを円滑に超えていくために、医療機器メーカー、ものづくり企業、臨床現場、さらには行政機関の連携による「オープンイノベーション」の戦略が考えられます。本セミナーでは、これから医療機器産業に参入しようとするものづくり企業の方々の目線から、医療機器メーカーや臨床現場との連携関係を構築していくためのポイントを紹介いたします。

  1. 医工連携とは何か
  2. 医工連携を円滑に進めるための基本コンセプト
    ~臨床・製販・ものづくりの三位一体のオープンイノベーション~
  3. 医工連携による開発事例の紹介 (3件程度)
  4. オープンイノベーションのための効果的なマッチングについて
    ~医療分野で、自社の強みをどう伝えればよいか~
  5. 成果につながるフォローアップ (Webミーティングの活用)

質疑応答

(16:10~16:30)

会場

江東区文化センター
135-0016 東京都 江東区 東陽四丁目11-3
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受講料

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