本セミナーでは、自動車内装に求められる質感、触感を評価・表現する方法、材料の質感、内装の触り心地・ソフト感、シートの座り心地・快適性の定量化、開発事例について詳解いたします。
(2019年8月1日 10:00〜11:30)
本講演では、毎年ジュネーブ、上海、パリ/フランクフルトモーターショーをプレスとして取材。Webでは、検索できないような高解像度のインテリア素材のディテール画像や動画中心としたレポートが特徴。現状 (過去) を把握したうえで情報を独断の視点にて分析、またモビリティ分野以外にも関連のあるミラノサローネやCES、IFAなどのエレクトロニクス分野の異なる分野のリサーチを行い横断的に近未来や未来インテリア素材の質感動向を読み解くレポートの構成が特徴。
(2019年8月1日 12:10〜13:40)
最近、感性品質である快適性 (心地) がさまざまな製品の魅力に大きな影響を与えています。特に、各製品のコンセプトに合った感性品質である快適性 (心地) を実現し、数値化することが強く望まれています。 本講座では、触知覚に基づいて評価されている自動車シートの「座り心地」やインパネの「触感」をどのような官能検査手法を用いて実験・評価・解析を行ったらよいかを学びます。そして、シートの物理特性より「座り心地」や「触感」を予測する手法を理解します。さらに、多くの実験データに基づいて研究開発を行った感性製品の事例 (表皮布の物理特性が異なる自動車シートの「座り心地」やインパネの「触感」) をわかりやすく紹介します。
(2019年8月1日 13:50〜15:20)
過去より熟練者によって行われてきた皮革の風合い評価に関して、組成が明確な合皮等を使用し、表面摩擦特性と組成の関係から表面触感の数値化について解説する。
(2019年8月1日 15:30〜17:00)
近年、自動車の安全性や機能進化が進んでいる中で 内装に対するお客様の期待も高まり、質感の向上も自動車メーカーの課題の一つとなっている。しかしながら、質感は人の感覚や感性で感じられるため、具体的な設計仕様として表しにくい。本セミナーでは、自動車の見栄えや、触感を対象に、感性工学を活用し、評価視点を明確にし 定量的に捉えることで、内装表皮材の質感向上を狙った開発手法を解説する。また、これらの知見に基づいた弊社製品の開発事例を紹介する。