(2019年8月6日 10:00~11:00)
(2019年8月6日 11:10〜12:10)
心拍の変動データから感情変化を可視化する「感情分析ソリューション」について、新たに開発したソリューションの仕組み、その活用によって期待される効果を解説します。また、コア技術をIoTサービスとして提供する手順を、Microsoft Azure環境を使用して解説します。開発、構築の方法など、サービス化に向けた課題など開発現場の生の声をお伝えします。
(2019年8月6日 13:00〜14:10)
近年、メンタルヘルス不調が問題になっており、ストレスなどを手軽にチェックできる技術が求められている。従来自記式心理テストやバイオマーカーが使用されてきたが、レポーティングバイアス (被験者の選択的な情報隠蔽、暴露) や検査費用、実施者の負担などの問題があった。一方、我々は音声データを用いて抑うつ状態やストレス状態などの健康状態を推定する研究を進めている。音声を用いたスクリーニングは非侵襲である上、スマートフォンを用いれば手軽かつ遠隔的に行えるという利点がある。 本講座では、まず音声感情認識技術を用いた心の健康度測定システム (Mind Monitoring System) について紹介する。次に感情認識を経由せず、音声信号から直接病態を推定する音声病態分析技術について紹介する。最後に、今後の課題と展望について述べる。
(2019年8月6日 14:20〜15:20)
(2019年8月6日 15:30〜17:00)
本講座は、ウェアラブルバイタルセンサと機械学習によるココロの予測・推定の有用性と必要性について触れ、これらを導入・活用するための留意点について解説します。 具体的には、認知的負荷時の動作の変化について解説し、動作と生体信号、ストレス、認知的負荷の関係についての理解を深めます。 講座を受講することで、ウェアラブルセンサと機械学習を利用したココロの可視化技術を学んでいただき、インテリジェント製品開発、感性に訴える魅力的な製品開発の対策などに役立てていただければ幸いです。