(2019年8月2日 10:00〜12:00)
昨年度は国内で3つの新たな再生医療等製品が承認されたほか、iPS細胞を用いた治験が開始されるなど、再生医療の研究開発のますますの発展が期待されている。一方、再生医療の事業化に向けては、再生医療の市場構造を踏まえた事業性評価が必要である。ここでは、再生医療市場の概要にふれたあと、再生医療の事業評価のプロセスを紹介し、最後に再生医療の医療技術評価 (HTA) の概要を述べる。
(2019年8月2日 13:00〜16:00)
再生医療は画期的な医療であると同時に高コストな医療技術であり、その事業計画は開発に要したリソースに対する適正な保険償還とそれをどの様に実現するかを織り込む必要がある。本講では必要十分な保険償還得るため、承認申請時の「仕込み」、関連学会との連携、保険適用審査における当局の考え方、実際の審査で求められる事柄等について実地的な観点から詳述する。