グローバル展開を目指した化粧品の品質戦略

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プログラム

日本の化粧品は、日本国内の市場が徐々に縮小する中で東南アジアを主体とする新興国の市場を意識したマーケット対応の商品の展開が必須の状況です。そこで、今回、現在の化粧品業界を取り巻く環境と海外各国の化粧品の嗜好性の違いを理解すると共に、日本国内生産の強みである安全・安心のモノ作りに関して、企画段階~販売までの保証体制に関して、事例と試験法を含めた具体的な保障項目を学ぶことで再強化、再構築に繋がることを目指します。

  1. 化粧品市場・生産環境の状況
    1. 化粧品の市場状況
    2. 国内企業における労働者環境
    3. 国内の消費者ニーズと商品動向
    4. アジア化粧品市場の動向
    5. 各国法規の体系について (概要)
    6. 各国法規の直近の動向 (抜粋)
    7. ビジネスのグローバル展開におけるISO22716の位置づけ
    8. ASEAN化粧品GMPへの対応
    9. GMP体制に関連する証明書への対応方法
  2. 顧客満足を満たす品質管理とは?
    1. 品質管理と品質保証の関係
    2. お客さまが手にする化粧品の品質は
    3. バリューチェーン分析
    4. 顧客分析
    5. 化粧品で求められる品質とは? 品質管理のポイント
  3. GMPに基づく品質管理とは?
    1. ISO22716 (化粧品GMP) とは?
    2. GMPに準拠した製造管理体制とは?
    3. ISO22716 (化粧品GMP) と他のGMPとの関係
    4. 製造所における品質保証体制の作り方
  4. 顧客満足に応えるためには?
    1. 化粧品において顧客満足度を高めるには?
    2. お客さまの行動の変化への対応について
    3. ハラール化粧品への対応について
  5. 企画・設計段階での品質保証
    1. 品質の良い化粧品とは?
    2. 設計品質とは?
    3. 企画段階における機能展開とは?
    4. 原香料の品質保証とは?
    5. 原香料 (材料) の製造所に対して確認すべき事項
    6. 材料の保証とは?
    7. 材料設計段階でのFMEAの展開について
    8. 安全性確保のためには?
    9. 化粧品の有用性とは?
    10. 微生物保証
    11. 製品の欠陥
      • PL法
      • 警告表示
      • 法的表示
      • 各工業界の自主基準等
    12. 品質保持の期間保証
      • 加速・過酷試験
      • 安定性試験
      • バリデーション手順
  6. 量産段階での品質保証
    1. 作業の標準化とヒューマンエラー
      • ポカ除け
      • 品質リスクマネジメント
    2. 異物対策
      • 防虫・防鼠
      • 人由来の異物
      • 静電気対策
    3. 官能検査の進め方
    4. 外部委託先の監査の進め方
    5. 品質トラブルの原因究明と対策の進め方
      • なぜなぜ分析
      • IS/IS NOT分析
  7. 物流段階での品質保証
    1. 輸送時の品質リスク (輸送試験)
  8. 販売段階での品質保証
    1. 販売段階での保障
    2. お客さま視点と生産者視点の違い
    3. 使用状況を踏まえた過酷試験について
  9. 市販後の品質保証
    1. 市販後の保障とは
    2. 3年間保障の根拠データの揃え方
  10. お客さま苦情・クレームに対する対応について
    1. お客さまから信頼されるために…
    2. ISO/JIS Q 10002 苦情マネジメントシステム

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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