第1部 流動層造粒をはじめとした 湿式造粒技術の基礎
(2019年7月18日 10:00~15:00) ※昼食休憩挟む
造粒方法には乾式もあるが運転条件や品質面で問題が多く実用例は極めて少ない。湿式造粒法の代表が押出造粒、流動造粒、攪拌造粒、転動造粒、複合型流動造粒でこれらの特徴を解説する。また流動造粒機の運転は粒子の成長に伴い風速を大きくする必要があるがその理解ができていない企業が多い粒子の成長とともに風速を管理する線図を実際の生産プラントでの検証例も踏まえて解説する。
- 造粒の目的の考え方
- 造粒のメカニズム
- 造粒品はどのようにして作られるか
- 自足造粒機構と強制造粒機構
- 造粒機の特徴と運転管理およびトラブル事例と製品応用例
- 主な造粒機の使用状況と適正
- 押出造粒成形機
- 攪拌造粒機
- 流動造粒機
- 複合型流動造粒機
- 転動造粒機
- 噴霧乾燥造粒機
- 回転円盤式噴霧方法、流動層内蔵型 (噴霧乾燥機で流動造粒)
- 解砕造粒機
- 造粒プロセス関連技術
- 原料、製品の貯蔵
- 原料計量
- 空気輸送
- 原料粉砕
- 原料混合・混練
- 造粒品乾燥
- 篩分工程
- 解砕工程
- 造粒機のスケールアップ
- スケールアップの考え方
- スケールアップの実施例
- 造粒のバインダー
- バインダーに要求される条件
- バインダー選定の考え方
- 主なバインダー
- 造粒工程の環境管理
- 造粒プロセスの温度・湿度管理
- 造粒プロセスの空気清浄度・ゾーン管理
- 造粒プラントの粉体物性管理
- 粉体物性測定方法
- 原料、製品の流動性
- 製品顆粒の溶解性
- 製品顆粒の顆粒強度測定法
第2部 流動層造粒に関する装置とその構成、運用と応用
(2019年7月18日 15:15〜17:00)
- 流動層造粒乾燥の基本原理
- 流動層造粒の特長
- 流動層造粒とその乾燥
- 流動層造粒の機器の構成について
- 流動層について
- 回転円盤
- ノズル
- その他
- 流動層造粒の計画
- 流動層造粒の熱収支及び物質収支計算
- 乾燥テストとその評価
- 流動層造粒本体・付帯設備の検討
- 流動層造粒の運転操作
- 製品粒子径のコントロール
- 製品水分のコントロール
- 製品嵩密度のコントロール
- トラブル対策
- 流動層造粒のスケールアップの考え方と問題点
- 流動層造粒の応用・関連技術
- 食品、飲料
- 医薬品
- 化粧品
- 各種工業製品、コーティング
- その他