日時
- 2019年7月8日 10時30分〜 2019年7月8日 17時00分
- 2019年7月9日 10時00分〜 2019年7月9日 16時40分
開催予定
プログラム
第1部 増粘剤・ゲル化剤の種類と粘度コントロールの基礎
(2019年7月8日 10:30~13:00)
増粘剤やゲル剤は主にゲル化や粘度を調整するために使用される。増粘ゲル化効果を有効的に発揮する方法も、分子量、濃度、温度、更にはその取り扱う条件で多様に異なる。 本講では、多くの増粘ゲル化剤の効果を統一的に理解するための機構を、現象論的にさらには分子的観点から解説する。またそれらを統一的に理解する評価法について講述する。
- 増粘剤、ゲル化剤の分類
- 高分子系、天然高分子とその誘導体、合成高分子
- 無機微粒子系
- 低分子ゲル化剤系
- 代表的な増粘・ゲル化剤の特性
- 多糖類及びその多糖誘導体
- 合成高分子
- 無機系微粒子
- 低分子ゲル化剤 (oil gelator)
- 増粘・ゲル化機構とその原動力
- 増粘・ゲル化機構のいろいろ
- 分子間に作用するいろいろな力
- 粘性の起源
- 流動とは何か
- 粘度の濃度依存性
- 弾性の起源
- 弾性変形とは何か
- エネルギー弾性とエントロピー弾性
- 増粘剤・ゲル化剤の効果と評価
- 増粘・ゲル化効果をレオロジーの共通語で理解する
- 緩和時間とは何か
- 増粘・ゲル化効果と緩和時間
- 実際のデータの解釈
- 増粘・ゲル化効果を評価する便利な測定法
- 質疑応答
第2部 シリコーンの増粘・ゲル化技術とその応用
(2019年7月9日 13:45〜15:15)
シリコーン油の増粘・ゲル化技術について、そのメカニズム毎に適用可能な材料を例示し、その機構・特徴・特性・化粧品用途への応用について説明する。
- シリコーンの基礎的説明
- 増粘・ゲル化技術の説明
- 各増粘・ゲル化機構に応じたシリコーン系材料の個別説明
- 高重合ポリエーテル変性シリコーン
- シリコーン・ポリアミド
- アルキル変性シリコーン
- シリコーンエラストマー・ブレンド
- シリル化シリカ
- 今後の展望
- 質疑応答
第3部 アクリル系の増粘剤、粘度調整剤、 ゲル化剤の特性とその使い方
(2019年7月9日 15:30〜17:00)
- アクリル系増粘剤とは
- 増粘剤の種類と分類
- アクリル系ポリマーの種類
- アクリル系増粘剤の種類
- 増粘メカニズムと化学構造
- 増粘メカニズム
- 濃度と粘度
- 化学構造と粘度
- アクリル系増粘剤の特性と使用方法
- アクリル系増粘剤の特性
- アクリル系増粘剤の弱点
- アクリル系増粘剤の用途
- アクリル系増粘剤の設計、選定法
- 質疑応答
第4部 ベントナイト系ゲル化剤、増粘剤の特性とその使い方
(2019年7月9日 10:00~12:00)
ベントナイトの特性をモンモリロナイト (ベントナイトの主成分) の特性によって説明し、その特性によって、ベントナイトのゲル化剤、増粘性としての特性を説明する。
- ベントナイトとは
- モンモリロナイト (粘土鉱物) を主成分とする粘土岩
- ベントナイトの特性=モンモリロナイトの特性
- モンモリロナイトの特性
- 膨潤性
- 増粘性
- 粘結性
- 陽イオン交換性
- 吸着性
- など
- ベントナイトの種類
- Na-ベントナイト
- Ca-ベントナイト
- Na交換ベントナイト (活性化ベントナイト)
- コロイド懸濁液の粘度:Einstein の粘度式 に従う
- ベントナイト懸濁液の粘度が高い原因
- 板状粒子は回転により、見掛けの容積が200倍にも増大する:Simha の式
- ベントナイト懸濁液の流動特性
- 流動特性が異なる原因
- 塩濃度
- モンモリロナイト粒子のアスペクト比
- 会合様式
- ベントナイト懸濁液のゲル化剤
- ベントナイト懸濁液の分散・解膠剤
- 質疑応答
第5部 ポリビニルピロリドンの種類と特性、その使い方
(2019年7月9日 12:40〜13:40)
- 原料・構造
- 特性
- 溶媒溶解性
- 相溶性
- 粘度
- K値、濃度、温度と水溶液粘度の関係
- pHと水溶液粘度の関係
- 無機塩の添加と水溶液粘度
- 熱安定性
- 吸湿性
- PVPのゲル化 (架橋)
- 水溶性架橋剤
- ガンマ線照射
- 材料への応用事例
- ゲル・増粘剤としての応用例
- その他の使用例
- 質疑応答
第6部 オイルゲル化の種類と特性、その使い方
(2019年7月9日 13:50〜15:10)
- オイルゲル化剤の種類と用途
- オイルゲル化剤の種類
- オイルゲル化剤の種類
- オイル増粘・ゲル化剤の設計指針
- オイル増粘・ゲル化剤の分子設計指針
- 従来の研究
- ベンゼンカルボキシアミド型増粘・ゲル化剤
- 幽霊通り抜けモデル
- その他:最近の技術動向
- 新規オイル増粘・ゲル化剤の提案
- 開発の方針
- ベンゼンテトラカルボキサミド型増粘・ゲル化剤の開発
- 目的
- 新規ゲル化剤:PMDA-Rの合成
- 実験結果および考察
- PMDA-R のオイル溶解性とレオロジー特性
- オイルの極性がPMDA-Rの自己組織体に与える影響
- PMDA-Rの結晶性と熱相転移挙動
- 質疑応答
第7部 天然物由来の増粘剤、ゲル化剤の特性とその利用
(2019年7月9日 15:20〜16:40)
天然物由来の水溶性高分子である増粘多糖類の増粘、ゲル化の基本特性をご紹介します。 増粘剤としては、キサンタンガムをはじめ、グアーガムやその誘導体、セルロース誘導体等の特徴、ゲル化剤としては、ジェランガム、カラギーナン等の特徴をご紹介します。
- 増粘多糖類の特徴
- 分類と特性
- 利用のポイント
- 分散
- 溶解性
- 増粘剤としての特徴
- 増粘多糖類の一般的粘度特性
- キサンタンガムの特徴
- グアーガムの特徴
- 未変性グアーガム
- 変性グアーガム
- HP化
- カチオン化
- セルロース誘導体の特徴
- ゲル化剤としての特徴
- 増粘多糖類の一般的ゲル化特性
- ジェランガムの特徴
- カラギーナンの特徴
- 増粘多糖類の併用ゲルの特徴
- 質疑応答
会場
受講料
- 1名様: 70,000円(税別) / 77,000円(税込)
- 複数名: 65,000円(税別) / 71,500円(税込)
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、
1名あたり 65,000円(税別) / 70,200円(税込) で受講いただけます。- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 70,000円(税別) / 75,600円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 130,000円(税別) / 140,400円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 195,000円(税別) / 210,600円(税込)
- 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 他の割引は併用できません。