リチウムイオン電池および全固体電池の高出力化、安全性向上技術、その試験分析や信頼性評価の実際

再開催を依頼する / 関連するセミナー・出版物を探す
会場 開催

日時

開催予定

プログラム

第1部 東芝の二次電池SCiB ™ の特長、適用製品と今後の展望

(2019年6月21日 9:50〜10:50)

 高入出力、長寿命、高い安全性など、優れた特長を持つ東芝の二次電池SCiB ™ の 特性と適用製品を紹介し、今後の展望を述べる。

  1. 企業紹介
  2. 二次電池の市場動向
  3. SCiB ™ の特長
  4. 自動車、気動車等への応用例
  5. 定置用電源への応用例
  6. 新規開発技術

第2部 全固体電池の動向、今後の可能性

(2019年6月21日 11:00〜12:00)

 固体材料のみを成分とする全固体電池は、安全性、耐環境性、長寿命への期待から次世代電池の本命と言われています。本講演では全固体電池の特徴に加え、実用化に向けた開発状況について説明します。

  1. 全固体電池開発のモチベーション
    1. 全固体電池はなぜ期待を集めるのか
    2. 電池の需要予測
    3. 二次電池に求められる機能
    4. 電気自動車と全固体電池の相性
  2. 全固体電池の開発と製造に必要な技術
    1. 全固体電池とは
    2. 全固体電池の特徴
    3. 全固体電池の種類
    4. 日立造船の全固体電池
  3. 全固体電池の実用化を考える
    1. 日立造船の全固体電池『AS – LiBR』の特徴
    2. 二次電池市場分析
    3. 特殊電池開発の具体的事例

第3部 車載用リチウムイオン電池の現状と展望

(2019年6月21日 12:40〜13:40)

 電動車両開発の背景と歴史を紹介し、2010年発売以来の日産リーフの進化について紹介する。次いで電動車両用バッテリ – に求められる代表的な要件ならびに将来技術の展望について述べる。

  1. 車両電動化の背景
  2. 日産LEAFの進化
  3. 車載用バッテリーの要件
  4. 車載用バッテリー技術の進化と展望
  5. まとめ

第4部 リチウムイオン電池の 寿命評価・SOH推定及び安全性評価

(2019年6月21日 13:50〜16:50)

  1. リチウムイオン電池における寿命評価
    1. リチウムイオン電池の劣化について
    2. リチウムイオン電池の信頼性評価・劣化解析概要
    3. 高確度寿命予測に向けて
    4. リチウムイオン電池の2つの劣化メカニズム
    5. SOH推定:リユースに向けて
  2. リチウムイオン電池における安全性評価
    1. リチウムイオン電池の安全性評価概要
    2. 内部短絡系安全性評価
    3. 階層別安全性評価の重要性
      • 材料
      • 部材
      • 電極
      • セル
    4. 経年劣化時における安全性
  3. 寿命、安全性試験トッピクス
    1. 高精度充放電試験
    2. 電極反応均一性解析
    3. ガス発生量測定
    4. モデル安全性試験 (類焼など)
  4. 施設見学プログラム: KRIリチウムイオン電池研究開発設備のご説明 (約20分)
  5. 施設見学プログラム: KRIリチウムイオン電池実験室見学 (約50分)
    • 電極試作関連装置
    • リチウムイオン電池試作・試験関連装置
    • 小型安全性試験装置
    • 全固体電解質電池関連装置などの一部
      • (ドライルーム内装置は外からのご見学)

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
株式会社 技術情報協会の地図

受講料

複数名同時受講割引について