半日速習 低消費電力の人体通信の基礎

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CEATEC 2007で究極の近距離無線として人体通信 (Human Body Communication:HBC) が注目され、その後、IEEE 802.15.6として国際標準規格になりました。しかし、人体通信産業が立ち上がると期待されていた2011年に、日本は大きな震災に襲われ、人体通信の主力企業が集中する東北地方に大きな被害をもたらしました。  それから10年経ち、人体通信技術が改めて注目され、2016年に人体通信コンソーシアムが設立されました。近年も新規にこの産業に参入してくる企業が出てきました。本セミナーでは、人体通信コンソーシアムの会長を務める講師が、人体通信の原理、他の無線通信技術との特徴の違い、人体通信技術の進化などを整理し、人体通信に興味を持つみなさまに、人体通信技術と特徴を短時間で理解していただきます。

  1. 広義の人体通信 IEEE 802.15.6の概要
  2. 狭義の人体通信 電界通信の概要
  3. 人体通信 (電界通信) の原理
    1. 電界と磁界
    2. 人体近傍の電界 (人体通信のメカニズム)
    3. 人体は誘電体
    4. 人体を挟んだコンデンサ
  4. 人体通信の消費電力が小さい理由
    1. 人が近づくと起動する人体通信
    2. 低消費電力の人体通信モジュール
    3. 空間から電源を得る
  5. 人体通信の雑音対策
  6. 生活支援ロボットへの人体通信技術の導入
  7. 人体通信受信機を用いた心電計
  8. 人体通信コンソーシアムの活動紹介
  9. 人体通信のビジネス導入事例

会場

ちよだプラットフォームスクウェア
101-0054 東京都 千代田区 神田錦町3-21
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