海外プロジェクトファイナンスの実務 (電力編)

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本セミナーでは、海外プロジェクトファイナンスの実務に精通した講師が、具体例を多く引用しながらプロジェクトファイナンスについて体系的にわかりやすく解説いたします。

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プログラム

海外の電力事業 (主に発電所事業。以下同様) の資金調達にはプロジェクトファイナンスが頻繁に利用されています。 海外のプロジェクトファイナンス市場で調印された案件のうち約半分が電力事業です。 従って、電力事業は海外プロジェクトファイナンス市場の主流です。 新興国での電力需要は急伸しており、電力供給は恒常的に不足。さらに、先進国や中国では石炭火力発電所から他燃料の火力発電所や再生可能エネルギーの発電所へのシフトが急速に進んでいます。  本セミナーでは、最新の実例に触れながら電力事業向けプロジェクトファイナンスの重要テーマを採り上げます。 主要リスクの分析、キャッシュフロー分析、ECA (輸出信用機関) の利用、マーチャント案件、さらに石炭火力発電所の気候変動問題まで今実務で必要な話題をカバーします。 海外電力事業に携わる企業の方、また同分野のプロジェクトファイナンスに取り組む金融機関の方にとって、必見の決定版セミナーです。  なお、講師は邦銀、政府系金融機関、外銀等で各国のプロジェクトファイナンス案件を幅広く多数手掛け、『実践プロジェクトファイナンス』および『LNGプロジェクトファイナンス』の著者でもあります。 歯切れのよい分かり易い説明に定評があります。

  1. 電力案件の概観・特性
    • 電力案件全般の概観、その特性を確認
  2. 電力案件の主要リスク
    • スポンサーリスク
    • 完工リスク
    • 販売リスク
    • 為替リスク
    • カントリーリスク
  3. キャッシュフロー分析
    • 目的
    • 分析手法 (DSCR, IRR/NPV
    • Sensitivity分析
    • Breakeven分析)
    • 限界
  4. ECAの利用
    • 輸出金融
    • OECDガイドライン
    • 日本のECA
    • 独自プログラム
    • 実例
  5. マーチャント案件の捉え方
    • マーチャント案件とは
    • レンダーの対応
    • Mini-Permの功罪他
  6. 石炭火力発電と気候変動
    • COP23
    • 石炭火力廃絶同盟
    • OECDの対応
    • 金融機関の対応
    • 環境省/外務省 vs 経済産業省

会場

シグマベイスキャピタル 株式会社
103-0025 東京都 中央区 新川1-3-10
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