本セミナーでは、小水力・マイクロ水力発電システムについて基礎から解説し、システム導入・事業参入・市場展望について詳解いたします。
近年、再生可能エネルギーの利活用に対して注目が集まっているがそれら新エネルギーの中において、小水力発電は日本に古くから存在する発電システムであるが故に、逆に「新規参入」障壁が高いと言える。 電気事業者の持つ設計・建設・運営ノウハウが開示されることは少なく、また開示されたとしても、既に「存在している水インフラ」の利活用を主目的とした小・マイクロ水力発電に適したものでないことが多い。 本セミナーでは、自発他発を問わず、小・マイクロ水力発電に興味を持ち、情報収集や検討を始めている方々を対象に、最新の情報と導入事例を基にして、小・マイクロ水力発電の特徴{メリット・デメリット}を明らかにし、その上で導入を検討する際に必要となる知識・ノウハウをお伝えする。 また、導入を検討する方々にとって必要となる導入支援の状況や押さえておくべき事象について説明する。 なお、これらは小・マイクロ水力発電の市場性に着目し、新規参入を検討している民間事業者等にとっても、押さえておくべき情報として有効なものである。
太陽光、風力の脚光の浴び方に対し、同じ再生可能エネルギーでもなぜか光の当たらない水力発電。この理由には様々なものがあると考えられるが、水力発電は歴史があり技術的にこなれていることや、水が身近にあるために誰でもできそうに思えることも要因であろう。 本講座では、身近な“水“をエネルギーとして取り出すために必要な発想法を伝え、いかに有効に使えるエネルギーとして取り出すことが難しいのか、多くの水力発電に興味のある方々へ解説する。 また、古い歴史においても、既存の技術進歩は製造サイド・発電事業者主体のものが多いが、これからは既存設備へいかに合理的に設置を行っていくべきか、需要サイドからの技術開発について解説を行う。
~東芝プラントシステム(株) の取り組み~