小・マイクロ水力発電の運用・展開動向と政策支援の状況および市場展望

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会場 開催

本セミナーでは、小水力・マイクロ水力発電システムについて基礎から解説し、システム導入・事業参入・市場展望について詳解いたします。

日時

開催予定

プログラム

第1部 小・マイクロ水力発電の特性と導入方法・最近の動向 (政策支援、市場等) について (10:30~12:00)

 近年、再生可能エネルギーの利活用に対して注目が集まっているがそれら新エネルギーの中において、小水力発電は日本に古くから存在する発電システムであるが故に、逆に「新規参入」障壁が高いと言える。  電気事業者の持つ設計・建設・運営ノウハウが開示されることは少なく、また開示されたとしても、既に「存在している水インフラ」の利活用を主目的とした小・マイクロ水力発電に適したものでないことが多い。  本セミナーでは、自発他発を問わず、小・マイクロ水力発電に興味を持ち、情報収集や検討を始めている方々を対象に、最新の情報と導入事例を基にして、小・マイクロ水力発電の特徴{メリット・デメリット}を明らかにし、その上で導入を検討する際に必要となる知識・ノウハウをお伝えする。  また、導入を検討する方々にとって必要となる導入支援の状況や押さえておくべき事象について説明する。  なお、これらは小・マイクロ水力発電の市場性に着目し、新規参入を検討している民間事業者等にとっても、押さえておくべき情報として有効なものである。

  1. 小・マイクロ水力発電とは ~その特徴について
    1. 基本的な特徴
    2. 押さえておくべき基本情報
  2. 小水力発電を事業として実施するには
    1. 事業としての小水力発電 必要となるKPIは何か?
    2. 国の導入支援策 ~全量買取制度 (FIT)
    3. 導入までの標準プロセス
    4. 候補地点の選定と基本調査の詳細
    5. 事業のアウトソーシング
    6. 発電事業の経済性の評価
  3. 導入事例を用いたケーススタディ
    1. 上下水道施設を利活用した事例
    2. 農業用水路を利活用した事例
    3. 極小規模の水インフラを扱った事例他

第2部 マイクロ水力発電の構造と発電設備の低コスト化・技術開発状況 (12:45~14:15)

 太陽光、風力の脚光の浴び方に対し、同じ再生可能エネルギーでもなぜか光の当たらない水力発電。この理由には様々なものがあると考えられるが、水力発電は歴史があり技術的にこなれていることや、水が身近にあるために誰でもできそうに思えることも要因であろう。  本講座では、身近な“水“をエネルギーとして取り出すために必要な発想法を伝え、いかに有効に使えるエネルギーとして取り出すことが難しいのか、多くの水力発電に興味のある方々へ解説する。  また、古い歴史においても、既存の技術進歩は製造サイド・発電事業者主体のものが多いが、これからは既存設備へいかに合理的に設置を行っていくべきか、需要サイドからの技術開発について解説を行う。

  1. 水力発電の仕組み
    1. わかったようでわかっていない眠れる資源
    2. 水車と発電機とダム、そして発電所
    3. 水のエネルギーの運び方と発電可能性
    4. 水力開発の一般的な考え方
    5. マイクロ水力、小水力?
    6. 包蔵水力調査
  2. マイクロ水力発電の設備の考え方 ~コスト構造
    1. 電力の供給と水資源の有効活用、経済メリット
    2. マイクロ水力発電のあるべき設備形成
    3. 建設コストと事業採算
  3. マイクロ水力発電 ~システムと技術開発
    1. 土木設備と水車、電気機器
    2. 水車・発電機の型式・特徴と選定の留意点
    3. 需要サイドの水車開発と事例

第3部 小・マイクロ水力発電の導入事例 (14:30~16:00)

~東芝プラントシステム(株) の取り組み~

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

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