本セミナーでは、ナノ構造材料の合成技術開発に関する知識や新たな機能性を有するナノ材料設計、合成プロセスの解析などについて解説いたします。
本講演では、金属・合金ナノ構造材料の開発において最も有力なポリオール/アルコール還元法を用いた合成プロセスの詳細について述べる。また、ナノ粒子合成の基礎を通して機能性のあるナノ構造材料の合成技術開発について実用的な例を参考に説明する。ポリオールプロセスは金属・合金ナノ粒子合成において大変重要な非水溶液プロセスの一つであると考える。しかし、本プロセスの反応機構の解明に関する研究はあまりなされていないことから、本プロセスを用いた金属ナノ粒子の合成に関する研究・開発はあまり行われていない。 本講座では、我々の最近の研究成果を参考に、ポリオールプロセスの魅力を反応機構解明、金属・合金ナノ粒子の合成などを持って紹介したい。また、ポリオールプロセスによる金属粒子の合成技術開発を通して得られた知見の直鎖アルコール還元法への適用例として、金属ナノ粒子合成技術開発を紹介する。さらに、最近開発された新規ナノ粒子やナノワイヤーの研究成果についても述べる。また、他の方法と比較して利点・欠点について述べ、工学的な応用についても報告する。
R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。