技術者のための文章作法講座

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会場 開催

本セミナーでは、文章に苦手意識を持っている方、自己流で書いているものの改めて書き方を学びたい方、相手を動かす通じる文章を書きたい方に技術者としての文書作法を基礎から解説いたします。

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プログラム

日本語の文章にもかかわらず、何が言いたいのか分からない。文法や論理は正確でも、内容に納得感がなく、次のアクションにつながらない – - 。文章という基本的な表現方法でありながらこのような指摘を受け、苦手意識を持っている方は少なくありません。  ビジネスで書く文章に求められるものは「通じる」ことです。それは読んだ相手に意図した行動をとってもらうことですが、実際にはその手前の言いたいことが「伝わる」ところも滞っていることが少なくありません。  当講座では、伝わる・通じるために必要な5つの力を、演習を通じて体得していただきます。文章を書くのに必要な材料集めや論理の組立て (取材力) から始まり、相手に何をしてほしいのか主張と根拠を整え (説得力) 、分かりやすく構造化し (論理力) 、理解しやすい文章表現にし (伝達力) 、状況に合わせて書き分ける (適応力) ことを目指します。文章に苦手意識を持っている方、自己流で書いているものの改めて書き方を学びたい方、相手を動かす通じる文章を書きたい方の受講をお待ちしています。

  1. 通じる文章に必要な五つの力概要 「目的設定と関係性の認識」
    • 通じる文章の要件
    • 五つの力の概説 「取材力」「説得力」「論理力」「伝達力」「適応力」
    • 書き始める前に必ずしたい「目的設定」と「関係性の認識」
  2. 文章を書くための情報素材を揃える「取材力」
    • 文章を書くだけの材料は手元にあるか?
    • ビッグワードで思考停止になっていないか?
    • 空 (事実) 雨 (解釈) 傘 (結論) が揃っているか?
  3. 相手目線のメッセージを作り込む「説得力」
    • メッセージに欠かせない主張と根拠
    • ピラミッドストラクチャーでメッセージを組み立てる
    • 相手視点で「なぜ?」を考えるために
  4. 相手に読む動機を与える「論理力」
    • 「筋道」と「構成」
    • 筋道の立て方 – 文書フォーマットの活用 -
    • 構成の作り方 – 全体の部分の見える化 -
  5. 読みやすさと分かりやすさを高める「伝達力」
    • 言葉を厳選する
    • 骨組みが分かりやすい文を作る
    • 効果的な接続詞で文をつなぐ
  6. “TPO”に応じて表現を使い分ける「適応力」
    • 文章で意識すべきTPOとは
    • Target (相手) への適応方法
    • Place (媒体) への適応方法
    • Occasion (場合・シーン) への適応方法
  7. 総合演習
    • 文章の改善

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)
136-0071 東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

受講料

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