近年の製品ライフサイクルの短期化やIT 技術の急成長により、従来のトップダウンによる商品開発は限界に近づいています。このような状況において革新的な商品をいち早く立ち上げるために、R&D 部署・商品開発部署こそが主導し、ア技術を生かした商品テーマ、技術開発テーマを早く・確実に創出することが求められるようになりました。
そこで、商品開発部署やR&D 部署の開発者こそが主導し、既存事業・商品のみにとらわれない新しい価値を生み出すために必要な技術開発テーマの創出方法を紹介します。
また、既存事業の技術開発と並行しながら低リスク・小リソースで進めるためにファースト・イノベーテックが開発した「シンプル技術戦略」を紹介します。R&D 技術・コア技術や市場ニーズを元に今、取り組むべき開発テーマを定義し、明確で実現可能な「技術開発戦略」や「技術ロードマップ」へ展開する方法を解説します。
そのほか、開発組織が新規事業・新商品創出の主導するための組織育成のポイントや開発推進法を紹介します。
- 現状を取り巻く課題と解決への筋道
- 製造業・テクノロジー企業を取り巻く環境の変化
- 日本企業が抱える課題
- イノベーションを起こす技術
- 開発組織こそが新規事業リーダーになる理由
- 新規事業・新商品を創出するためのポイント
- 開発全体フロー
- 開発組織が主導するテーマ創出法
- 市場ニーズの調査法
- 技術シーズの棚卸し・整理法
- アイデア創出法
- アイデア評価法
- 未来予想図を使った開発テーマへのまとめ方
- 単発開発テーマ、単発商品とさせないためには?
- 継続的に価値を生み出す最強ツール「シンプル技術戦略」
- 技術戦略とは (経営戦略、商品戦略との違い)
- 価値ある技術を生み出すための3つの重要スキル
- 3つの重要スキルを開発組織が獲得するための施策
- 「シンプル技術戦略」の目的と役割
- 「シンプル技術戦略」の基本構成
- 「シンプル技術戦略」の作成方法
- 継続的開発テーマの深掘り
- 未来予想図のブラッシュアップ
- 基本戦略の決定
- 未来への道筋を明確にするロードマップ作成方法
- 優先順位の決定
- QCD 設定
- 複数シナリオによるリスクヘッジの考え方
- りん議が通る企画のまとめ方、提案事例
- 「シンプル技術戦略」を使用した技術開発事例・ワーク
- 【ワーク】アイデア抽出から選定、基本方針作成
- 【ワーク】「シンプル技術戦略」作成
- 【ワーク】自身の開発テーマにおける「未来予想図」作成
- 主導型 開発組織の育成
- 開発組織が主導する開発の推進ポイント
- 市場探索スキル
- ファン育成 (巻き込み力) スキル
- 挑戦マインド育成マネジメント