屈曲するディスプレイやバイタルセンシングウェアなど、可撓性をもったエレクトロニクスが実現したことに伴い、AIやIoTをも取り込んで新しいビジネスを産み出そうとしている。
従来のデバイス製造技術から、プリンテッドエレクトロニクスやMEMSを融合したフレキシブルハイブリッドエレクトロニクス、エレクトロニクスと繊維技術を融合したスマートテキスタイルなどのイノベーティブなプロセス技術を、誰が何のために、いつ、どこで、どうやって使うデバイスをつくるために用いるのか、人間拡張 (Human Augmentation) をいかにして実現するのかという切り口で考察してみたい。
- フレキシブルとは?
- フォトリソグラフィと印刷
- デバイスを刷るために
- 高精細印刷技術
- 厚膜印刷技術
- 高精度な多層印刷を実現するために
- 製版技術
- インクの乾燥と塗布と転写
- 全印刷有機薄膜トランジスタアレイ
- 曲がる圧力センサシート
- フレキシブル熱電変換素子
- 無線タグ用アンテナの印刷
- 非接触人感センサ
- 風圧分布計測シート
- フレキシブルからストレッチャブル
- 布帛への電極印刷
- 静電植毛法による起毛電極
- 心電計測ウェアの試作とウェアラブルデバイス
- e – テキスタイルとスマートテキスタイル
- 人間拡張 (Human Augmentation) とは?
- 量的拡大と質的深化
- 売れそうなモノではなく必要とされるコト
- ディスクリートからコネクトへ