昨今、AIやIoTという技術が流行し始め、これらを利用した設備故障予兆検知は大規模プラントから工場のラインや生産設備の保全に移りつつあります。また製造現場からの要求は設備故障予兆のみならず品質劣化の予兆検知を求められるようになってきました。しかし、いざ使おうとすると、テレビやAIベンダの営業担当者が話していたこととは大違いで統計や数学の知識が求められることがほとんどです。またそういったことを求められない場合はできることが限定されたり自社の課題に合わないといったことが多く聞かれます。 本講座では、生産現場や保全現場の作業者が今までの知識だけで活用できるAI技術を紹介するとともに、故障予兆検知および品質劣化予兆検知など生産現場でのAI技術活用事例を紹介します。また社内における実施予算獲得や実行体制の構築のためのポイントやプロジェクトの進め方など、現場のお客様と進めてきた多くの経験をもとに紹介します。