第1部 プラスチック材料における劣化状態の評価と非破壊診断
~オレフィン材料を中心に解説~
(12:30~14:15)
プラスチック材料においては、光や熱など様々な要因により外観や物性の低下が起こりますが、この劣化現象は、要因の多様性と高分子材料の階層性との協奏により、見た目上非常に複雑になり、劣化状態を把握するのは一般的に困難とされています。
本講演では、汎用樹脂のポリオレフィン材料の光および熱による劣化現象を中心に、高分子材料の構造と物性の関係を基盤として、この複雑な劣化現象を構造論的に解説するとともに、その評価および非破壊診断法についてお話しします。
- はじめに:プラスチック材料の分類と材料物性
- プラスチックにおける構造と物性の関係
- プラスチックにおける劣化要因と劣化現象
- 一般的な劣化指標
- 外観の変化
- 分子構造の変化
- 表面状態の変化
- 劣化による構造変化と非破壊診断
- プラスチックにおける劣化機構
- 応用例1: 光劣化による高次構造の変化
- 応用例2:ラマン分光による劣化の非破壊診断
第2部 各種プラスチック成形品の破損トラブルと原因解析
(14:30~16:15)
種々のプラスチックの破損トラブルについて、実例をもとにお話をします。併せて、これらの破損トラブルを防ぐための対応についてもお話しします。
- はじめに
- 汎用プラスチックにおける破損トラブル
- ポリエチレン
- ポリプロピレン
- ポリスチレン
- ポリ塩化ビニル
- ABS樹脂、AES樹脂、透明ABS樹脂
- ポリメチルメタクリレート
- 汎用エンジニアリングプラスチックにおける破損トラブル
- ポリアミド
- ポリアセタール
- ポリカーボネート
- ポリブチレンテレフタレート
- スチレン変性ポリフェニレンエーテル
- スーパーエンジニアリングプラスチックにおける破損トラブル
- ポリフェニレンサルファイド
- フッ素系樹脂
- なぜ破損トラブルは起こるのか~原因とその対策について
- おわりに
案内割引・複数名同時申込割引について
R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。
- R&D支援センターからの案内を希望する方
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
- R&D支援センターからの案内を希望しない方
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)