すぐに使える技術者・研究開発者のためのコミュニケーション技術とその実践

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プログラム

本講座では日常のコミュニケーションを理論的に理解し、理論に裏付けられた実践を通して新たな気づきを得ることを目的とします。はじめに、コミュニケーションとは何か、その機能やメカニズムについて心理学や関連分野の知識を学びます。次に、コミュニケーションの実践では、「書く」「話す」どちらの場面においても重要な知識・技術として、自分の言いたいことをわかりやすく他者に伝える技術や、準備方法に関する基礎的な考え方や技術を学びます。最後に、受講者に少人数グループで簡易なプレゼンテーションの実践をしていただき、よかった点や改善点についてグループ・ディスカッションをおこないます。  本講座を通して、受講者間で学びを共有し、多様なフィードバックを得ることで、今後のコミュニケーションで活かせる実践的な知識や技術を獲得します。  なお本講座は心理的支援から高度なスキルまで幅広く扱います。全体的には、どちらかというとコミュニケーションが苦手だという方に合わせて、リラックスした雰囲気で講義を進めますので、安心してご参加ください。もちろん、コミュニケーションが得意だという方にも対応可能です。ご参加をお待ちしております。

  1. コミュニケーションの基礎 (1)
    1. ウォーミングアップ
      1. 自己診断
        1. 自分から見た自分
        2. 他者から見た自分
        3. 自己分析
      2. グループワークの意義と効果
    2. コミュニケーションの理論的基盤
      1. コミュニケーションの基礎概念
        1. コミュニケーションの範囲
        2. レトリック (修辞学) の観点からのコミュニケーション
        3. コミュニケーション事態の基本的要素
        4. コミュニケーションのシステム・レベル
        5. コミュニケーションの類型
      2. 心理学の領域とコミュニケーション
      3. 文化とコミュニケーション
        1. 文化の定義
        2. 文化の機能と特性
        3. 文化の価値前提・思考パターン
        4. 文化コンテキストとコミュニケーション
        5. 高コンテキスト文化と低コンテキスト文化
      4. 対人心理学と説得
        1. 対人行動
        2. 対人行動を引き起こす心理過程
        3. 対人関係
        4. 自己開示
        5. 自己呈示
        6. 説得
        7. 説得への防御
    3. 他者に自分の考えを“わかりやすく”伝えるために必要なこと
      1. 言葉によるコミュニケーション
      2. 会話
      3. 言語的コミュニケーション過程
      4. 言語的コミュニケーションにおける意味
  2. コミュニケーションの実践 (1)
    1. コミュニケーションの学習方法
      1. 効果的な学習段階
      2. 並行反復学習法
      3. 議論教育の要点
    2. プレゼンテーションの技術と実践:基礎編
      1. 構成
      2. 表現
      3. ストーリーの展開
      4. レイアウト
      5. メンタルトレーニング
      6. 他者評価
    3. 実践①
      1. 目標設定
      2. 発表
    4. 実践①の振り返り
    5. フィードバックの共有
  3. コミュニケーションの実践 (2)
    1. プレゼンテーションの技術と実践:応用編
      1. 対象と目的
      2. 質を高める
      3. 洗練
      4. ストーリーに磨きをかける
      5. 最も大事なこと
      6. 一流のプレゼンから学ぶ
    2. 実践②
      1. 目標設定
      2. 発表
    3. 実践②の振り返り
    4. フィードバックの共有
    5. 実践①②の振り返りとまとめ

会場

大田区産業プラザ PiO
144-0035 東京都 大田区 南蒲田1-20-20
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