これまでの講師の経験に基づき、ポリウレタンフォームの成形技術の解説講座 (化学と技術の全般) を開催します。内容としては、原材料・製造方法・設備・性能・用途・トラブル対策などの各項目について詳しく解説します。即ち、入門から応用までの化学と技術につき幅広く解説します。また、高難燃化・高強度化を含む高機能化、新用途展開、新しい技術動向などにも焦点を当てて進めたいと思います。ポリウレタン関連の技術者・関係者のご参加をお待ちしております。また、個々にご質問などお持ちの方々には全般的な質疑応答とは 別に、別個に対応いたしますのでお気軽にご相談ください。
- 第1部 ポリウレタンフォームの成形技術
- ポリウレタン (PUR) フォームの概要
- ポリウレタン (PUR) とは
- PURの歴史
- PURフォームの分類
- PURフォームの需要動向
- ポリウレタン (PUR) の化学
- イソシアナートの化学
- PURの生成反応
- PURの化学量論の考え方
- PURフォームの原料
- ポリイソシアナート類
- ポリオール類
- 発泡剤
- 触媒
- その他の原料
- PURフォームの製造方法、製造設備
- 発泡成形方法 (製造方法) とフォームの分類
- スラブ法
- モールド法
- 連続ラミネート法
- 現場発泡法
- その他の製造方法・製造設備
- PURフォームの高機能性化/応用事例
- PURフォームの性能
- PURフォームの用途
- PURフォームの代替材料の可能性
- PURフォームの試験方法
- PURフォームの高機能化
- 高強度・高難燃化のための技術開発のポイント
- PURフォームの課題と対応
- 化学物質関連の法規制動向
- 地球環境保全上の課題と対応 (地球温暖化防止対策、ノンフロン対策)
- 循環社会形成に基づく課題と対応 (スクラップ低減対策、リサイクル対策)
- 労働安全衛生上の課題と対応
- 新技術・新製品開発への対応
- 植物由来の高分子材料の動向
- 第2部 成形トラブル対策
- トラブル対策の考え方
- トラブル対策前の確認事項
- トラブル対策の共通点
- 軟質フォームのトラブル対策
- 硬質フォームのトラブル対策
- その他の対策
- まとめ