マイクロプラスチックによる海洋汚染、EUのプラスチック戦略、中国のプラスチックごみ輸入禁止等、プラスチックの規制強化が進んでいます。
本セミナーでは、プラスチックの規制の国内外の動向をわかりやすく解説いたします。
また、プラスチックの代替素材も紹介いたします。
(2018年3月19日 10:30〜12:00)
欧州委員会は2018年5月28日、プラスチック廃棄物による海洋汚染対策として、プラス チック戦略を公表し、使い捨てプラスチック及び漁具に対する規制案を公表した。これを機に、世界中でプラスチック製造、使用、廃棄に関する規制強化の動きが加速している。プラスチックは軽くて成形しやすい特性を有し、容器包装だけではなく多種多様な製品に使用されている。しかし、そのリサイクル率は低く、焼却・埋立・不法投棄・海洋流出が問題と なっている。特に、海洋における生態系影響は深刻であるとされている。環境省は、プラスチック資源循環戦略を策定中であり、地球規模の資源・っ廃棄物製薬と海洋プラスチック問題に貢献するとともに、経済成長・雇用創出などの成長戦略に結び付けることを提案している。このように、プラスチック資源循環戦略は、環境対策に留まらず、新しい技術とビジネスモデルの源泉となる。グローバル企業は、環境問題に対する先進的取り組みを行うことは、非財務情報として重要であることを強く認識している。これはESG投資及び倫理的消費の動きが加速していることと大きな関連性がある。 本講演においては、世界の潮流及び及び国内外の規制動向を解説するとともに、複数の企業がすでに表明している目標や具体的取り組みを紹介し、ビジネスとの関連性を示す。
(2018年3月19日 12:45〜14:15)
近年、環境配慮への高まりにより、植物などの再生可能な資源から製造された バイオプラスチックへの関心が高まっています。海外では使い捨てのプラスチック製レジ袋・発泡スチロール容器・洗顔料などに含まれるマイクロビーズの使用は次々と禁止されており、使い捨てのプラスチック製カップやストローも今後規制していく方針を示している。 「ポリ乳酸」は環境に優しい樹脂として約20年前に世界中から注目を集めました。 しかし、成型性が悪く、耐熱性もなく、硬くて脆い実用性のなく日本ではほぼすべての企業がポリ乳酸事業から撤退しました。 Bioworks株式会社ではポリ乳酸をペースにその持つポテンシャルを最大に引き出す100%天然素材のPlax (改質ポリ乳酸コンパウンド) を開発。フィルム・シート・繊維・不織布・樹脂でも高機能化を実現、生活のあらゆるシーンで使われる製品の提供を可能にしました。石油資源を減らさない。カーボンニュートラルでCO2を増やさない。ゴミを出さない (微生物による生分解・土に還るリサイクル) 未来の地球・子孫たちのために選ばれる商品をPlaxで可能にします。
(2018年3月19日 14:30〜16:00)
もはや世界的な潮流となった「使い捨てプラスチック削減問題」は、実現が遅れている我が国でも避けて通れない問題になっています。欧米では生分解プラスチック等が具体策として伸びる中、プラスチックごみは焼却処理がベースの我が国では、コスト問題も含め生分解プラスチックに代替という方法論がマッチしません。第一歩としては使い捨てプラスチック原料の使用量削減が現状にふさわしい対策であり、MAPKAはそれに確実に対応できる製品です。
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