本セミナーでは、高分子の分析・評価技術、添加剤の適切な配合法、高分子材料の劣化と対策について詳解いたします。
近年高分子材料の劣化のほとんどは酸素が介在する酸化であり、自動酸化反応と呼ばれる。この酸化反応によって材料の力学特性低下や変色等を引き起こし、耐久性や外観を損なうことがある。そのため、多種類のプラスチック添加剤が少量ずつ配合されており 、長寿命化や高機能化に大きく貢献している。しかし、適切な処方が施されていないと効果不十分となるだけでなく、材料に悪影響を及ぼす場合がある。例えば、酸化防止剤 /光安定剤を使用する際、添加量を誤るとブリードアウトによる外観不良や変色を引き起こす可能性がある。 本セミナーでは、高分子材料の劣化を抑制する酸化防止剤/光安定剤の適切な選定・使用法を解説し、また高機能化に貢献する核剤や難燃剤についてもいくつか紹介する。
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