本セミナーでは、多角的な評価方法が必要とされているヘルス&ビューティー分野の製品の有効性評価について取り上げ、人特有の心理・生理機能の概論から評価のための手法とポイント・留意点を解説いたします。
これまであまり関連性に注目されず、個々に研究開発がなされてきた3因子、美・健康・老化予防が近年、相互に連関していること、また、それらの重なり部分の研究開発が注目されるようになってきた。 しかしながら、従来法による測定や解析では、評価手法として不十分であることが指摘されており、新規で総合的な評価技術の開発、導入が求められてきた。 そこで、本講では、これら3因子の実態解析および有効性評価に必要な心理生理学的手法を多数、紹介するとともに評価上の課題 (被験者選定、有効性評価法、官能評価法、生体計測など) についても実例を示しながらわかりやすく概説したい。本講が研究開発の一助になれば、幸いである。