中長期を見据えた知的財産戦略の策定とその遂行

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プログラム

第1部. 知財戦略と知財戦術策定のための 未来予測の仕方

(2019年3月7日 10:00〜11:30)

  1. 知財戦略を策定のための未来予測
    1. 顧客の要求と製品開発
    2. 未来予測と知的財産権
    3. 知的財産戦略の転換
    4. 未来予測を行うための前提条件
    5. 知的財産戦略の基本計画
  2. 知財戦術策定のための未来予測
    1. 発明の価値と未来予測
    2. 市場要求の進化の変遷分析
    3. 市場占有率の変遷
    4. 次世代商品の予測とアイデア創出

第2部. 中長期の事業および技術戦略と知財戦略

(2019年3月7日 12:15〜13:45)

 競合企業のキャッチアップのスピードが速まり、製品のライフサイクルが短縮し、競争優位を築ける期間が短いハイパー・コンペティションの時代では、企業は事業戦略の難しさに直面し、SDGsやサーキュラーエコノミーなどの環境課題にも対応しなければならない状況となっている。また、ソーシャル・ネットワークの普及による市場・顧客意識の変化など、様々な外部環境の変化を見据えた戦略策定が必要となっている。中長期の事業戦略や技術戦略の策定における競争力の考え方や外部環境の変化の認識について解説し、知財戦略との関係、また、社内プロセスの見直し、知的財産部の役割についても説明する。

  1. 企業をとりまく課題
    1. 経済環境
    2. 市場環境
    3. 環境問題
  2. 事業競争力
    1. 戦略論的競争論
    2. 将来予測
  3. 技術戦略
    1. 技術動向調査
    2. 戦略の意思決定
  4. 知財戦略
    1. 知的財産部の役割
    2. 特許ポートフォリオ
  5. 社内組織
    1. チームビルディングとスタッフ教育

第3部. ナガセケムテックスにおける 知財戦略の策定と遂行のポイント

(2019年3月7日 14:00〜15:30)

 近年、企業では事業戦略、研究開発戦略、知財戦略の三位一体の知財活動が重要とされ、知財部門にはその取り組みの推進を図ることが期待されています。 一方、国際競争が激しくなる中、技術開発の成果である知的財産をどのように保護、活用していくか、また競合先や取引先が保有する特許へのリスク対策をいかに確実に図るかは重要事項であり、研究開発戦略、事業戦略との関わりの中で知財戦略の策定とそれを遂行していくことの重要性はますます高まっています。 本セミナーでは、ナガセケムテックスにおける知財戦略の策定と遂行のポイントをご紹介するとともに、現状の課題に対する今後の取り組みについても言及します。

  1. ナガセケムテックス株式会社の紹介
  2. 経営理念と知財活動のスローガンとの関係
  3. 知財戦略の考え方
    1. 出願戦略
    2. ノウハウ保護
    3. 競合特許の対策 ・技術契約の質の向上
  4. 当社における知財活動の重点施策
    1. 知財環境分析
    2. 知財管理システムの高度化
  5. 課題と今後の取り組み

第4部. 事業に資する知財の活用と リスク最小化に向けた知財マネジメント

(2019年3月7日 15:45〜17:15)

  1. 商品と知的財産権
  2. 知財戦略の立案にあたって
  3. 知財戦略構築のステップ
  4. 知財戦略の実践
    • イノベーション創出
    • 「知」の創出人材
    • 特許権利化の判断
    • 実効性ある特許の取得
  5. 事業モデルを考慮した活用戦略
  6. リスクマネージメント
  7. これからの知財戦略

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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