本セミナーでは、においについて基礎から解説し、複合臭から悪臭・異臭の原因の特定、におい嗅ぎGC/MSの基礎、分析結果の考察・考え方について詳解いたします。
(2019年3月4日 12:30〜14:30)
工業製品から感じるにおいは、複数の臭気成分による複合臭であることが多い。複合臭の中から異臭成分を特定するためには、ガスクロマトグラフ (GC) で分離した各成分を質量分析計 (MS) で同定すると同時に、各成分を人の鼻で官能評価できるにおい嗅ぎGC/MSが有効です。本講では、複合臭のサンプリングから、におい嗅ぎGC/MSの基礎、結果の考え方までをコンパクトに紹介します。
(2019年3月4日 14:45〜16:15)
クレームとなりうるにおいの発生タイミングは時間変化で起きることがあり、クレーム発生時点での問題品を入手できても、判別不可能な例が多い。このような場合、分子種からのアプローチが重要な役割を果たすため機器分析によるアプローチ法を利用する。