振動による自動車の部品・機器の故障事例と振動試験の動向

再開催を依頼する / 関連するセミナー・出版物を探す
会場 開催

本セミナーでは、振動の基礎から解説し、振動による自動車部品・機器の故障事例について詳解いたします。
また、ISO16750への対応と進め方について解説いたします。

日時

開催予定

プログラム

  1. はじめに
    1. 過去における振動が原因発生した大きな事故
    2. 国土交通省が分析した車のリコール台数と原因
  2. 振動試験に必要な基本知識
    1. 正弦波、ランダム波、衝撃波の試験の定義
    2. 正弦波とランダム波が製品に与えるストレスの違い (確率密度関数)
    3. 共振振動数の定義
  3. 振動試験における用語・単位・必要曲線
    • 振動試験規格、実際の振動試験には、数多くの単位、用語がある。
      これらについて語源も含めて解説。
  4. 最近の振動規格と特徴
    1. ISO、IEC、MIL-STD、ASTMなど自動車部品、輸送規格の概要、新規・改定の内容と最近発行される規格の共通する内容
    2. 正弦波からランダム試験
    3. Tailoringの勧め
    4. 衝撃試験の必須化
    5. 今後の傾向
  5. 実際の振動試験
    1. 最近のHVC、PVCのバッテリー、モータの試験
    2. 一般的な試験
  6. 実際の試験で問題になる項目
    1. 振動試験の試験品質を決めると云われる加振治具の設計・製作上の問題
    2. センサ (主として圧電式ピックアップ) の選択の問題
    3. 測定における監視点、制御点、応答点の設定と問題点
  7. 試験の加速性
    1. マイナー則を用いた振動の加速性の式 (温度の場合の加速性の考え方)

会場

株式会社オーム社 オームセミナー室
101-8460 東京都 千代田区 神田錦町3-1
株式会社オーム社 オームセミナー室の地図

受講料

割引特典について