(2019年1月15日 10:00〜12:00)
リュウマチ治療では、既存の製剤に加え、さまざまな生物学的製剤が使用可能となっているが、高額の薬剤であるため、価格に見合った価値を費用対効果研究等で示す必要がある。本講演では、患者のアウトカムや費用の考え方や、リュウマチにおける疾病負担の概念と共に費用対効果研究をどのように実施するかを事例と共に解説する。
(2019年1月15日 12:45〜14:45)
現在のリウマチの治療では以前と比較し様々な選択肢が得られている。一方で、まだその恩恵に浴せない患者様がいるのも確かである。本セミナーでは現在のリウマチ治療の現状を解説するとともに、今後求められる治療はどのようなものかについて臨床医の立場から紹介したい。
(2019年1月15日 15:00〜17:00)
既に国内で新薬として承認され、特許が満了した先行バイオ医薬品の後続品としてバイオシミラー (BS) が関節リウマチの治療薬の選択肢の1つになっている。BSには、現在、インフリキシマブBSとエタネルセプトBSがある。特にエタネルセプトBSの価格は先行品の薬価の58%に設定されたことは非常にインパクトがあった。今後、次々とバイオシミラーが登場してくることが予想され、これまで高価格で使用が躊躇われていた患者に対しても導入しやすくなるであろう。最近の関節リウマチの治療のストラテジーの中でのバイオシミラーの立ち位置について分かりやすく解説する。