店頭デリバティブ取引について、フロントでの取引執行、リスク管理、期日管理等ミドルやバックオフィスの業務フローとそれに付随する担保管理やコンプレッション、CCPとの取引などを説明します。 特にデリバティブシステム担当者など実際の取引を経験することなく、システムなどの開発に従事するかたなどを対象としたセミナーです。 例えば、金利スワップや通貨ベーシススワップなどは、取引後の期日管理やキャッシュフロー管理などにおいても常時発生しますし、担保管理などでも業務担当者の負荷は多大になってきています。 そういったことを具体的に把握してもらうことが目的です。 各商品でも取り上げますが、全体的な影響、例えばCCPで行われている様々なサービス、店頭デリバティブと上場デリバティブの中間のような商品 (MAC Swapなど) 、規制による市場慣行の変化など、 ピッツバーグサミット以降から最近のマージン規制までの規制と取引慣行の変化などを総合的に説明します。 講師の豊富な実務経験と講師経験をベースに、深いデリバティブ知識をお持ちでない方でも、最近の規制の流れに沿って業務フローの意義やそのポイントなどを理解していただけるよう丁寧、かつインタラクティブな解説を心がけます。