そもそも本当の競合はだれか?競合はどのような特徴をもち何をしようとしてるのか?そしてどのようにすれば自社は競合に勝ち、財務的成果をあげられるのか?競合としては、大手企業ばかりでもなく、急速に成長するスタータップも視野にいれておかなければなりません。
当セミナーでは、競争が激しい事業環境において勝ち続けるために、生産財メーカーのエンジニアとしてもつべき競争戦略の考え方を学んでいただきます。キーワードは、顧客の視点からの競合他社の優先度付け、競合他社の強み・弱みの俯瞰的な把握、シナリオプランニングによる複数戦略の構想、ベンチャーとの連携による競争戦略の構想、です。
- 生産財メーカーの戦略構想の基本
- エンジニアがまずおさえるべきマーケティングの特徴
- 製品アーキテクチャとビジネスモデルを一緒に考える
- 高収益の生産材メーカーの事例からポイントを学ぶ
- そもそも競合はだれか?真の競合を見出すための思考法
- 有望用途における主な顧客企業を設定する
- 顧客企業の利用シーンを主観をもってイメージする
- 顧客の立場から困り事・ニーズを解決する商品・サービスを想定する
- それらを提供する業界・企業をリストアップし、優先度をつける
- 事業レベルで競合で勝つための分析・構想のフレームワークとは
- 製品や技術だけの競合他社分析で事業として勝てるのか?
- 競合他社の強み・弱みを俯瞰的に把握・洞察する
- 競合の現状の戦略を把握する
- 競合他社の過去の動向から思考・行動パターンを洞察する
- シナリオプランニングにより、競合他社の今後の戦略を複数想定する
- シナリオプランニングとは
- シナリオプランニングのベネフィット
- 戦略発想の基本パターンをおさえる
- 他業界の成功・失敗事例から学ぶ
- 他業界のヒアリング手法
- 想定した全てのシナリオについて、自社の競争戦略を用意する
- 個人演習: (担当製品・技術ついて) 競合他社分析と競争戦略の構想
- ベンチャーとの連携による競争戦略とは
- ベンチャーを活用して、機動的に新規事業開発を行う
- 大企業とベンチャーの違い
- 大企業、ベンチャー、ベンチャーキャピタルの関係性 ~イノベーション・エコシステムとは~
- 大企業とベンチャーの連携パターンと成功のポイント
- 参考資料
- マーケット・リサーチの方法
- 単なるエンジニアでなく、イノベーターになるためのマインドセットとは
- 質疑応答