3Dプリンタ用樹脂の要求特性と活用事例

再開催を依頼する / 関連するセミナー・出版物を探す
会場 開催

本セミナーでは、3Dプリンタ用樹脂について基礎から解説し、糸引き、反りが少なく、高接着、高強度、高質感な樹脂の設計について事例を交えて解説いたします。

日時

開催予定

プログラム

第1部 3Dプリンティングによる 部品製造と造形用樹脂の動向

(2019年2月1日 10:00〜12:00)

  1. 物造りと市場の変革
    1. 大量消費から多様消費へ
    2. 多様消費に答える3Dプリンティング技術
    3. AM (Additive Manufacturing:付加加工) とは何か
  2. DDM (Direct Digital Manufacturing) による革新
    1. 製品数量規模に対するDDM経済性
    2. 製品形状複雑度に対するDDM経済性
    3. DDMがもたらす3つの変革
    4. 製品ライフサイクルに於けるDDM活用領域
  3. 実用事例と市場
    1. 3Dプリンティングの活用事例
    2. Infinite Build Demonstrator
    3. Robotics Composite Demonstrator
    4. 材料の動き
    5. 製造業に於ける法改正の影響
  4. 日本の物造りイノベーション
    1. 現在取り組むべきこと
    2. 設計・製造・データマネジメントに於ける差異化領域
    3. 製造ライン展開

第2部 3DプリンターによるCFRPなど 繊維複合材料としての成形とその可能性

(2019年2月1日 12:45〜14:45)

  1. 複合材料3Dプリンター開発の背景,世界市場予測
  2. 3Dプリンターを利用した複合材料成形
  3. 連続炭素繊維複合材料3Dプリンター
    • 繊維切断機構
    • ハニカムサンドイッチ構造の3Dプリント
    • 力学的特性
  4. 短繊維系複合材料3Dプリンター
    • Big Area Additive Manufacturing (BAAM) 技術
  5. 連続繊維複合材料3Dプリンターの海外動向
    • MarkFoged社の取り組み紹介
  6. 光硬化系複合材料3Dプリンターの紹介
  7. 課題と今後の展開

第3部 フィラー入り3Dプリンタ材料の特徴と応用

(2019年2月1日 15:00〜17:00)

 3Dプリンタを使用した製造技術は年々向上しており、材料においても金属、ゴム、汎用樹脂、エンプラなど選択性が向上してきています。しかし、エンプラが使用可能な造形方式および材料は限られており、他の方法で製造されている製品とは異なる樹脂種、配合が主となっています。最終製品と同材質のエンプラ材の開発が進み、さらに最終製品と同等の機械的特性を満たすためにフィラーを配合した材料の研究が進んでおります。  本講座にてフィラー入り3Dプリンタ材料の開発状況と応用事例について紹介します。

  1. 三次元積層造形法 – 3Dプリンタの現状
    1. 造形方式
    2. 市場動向
    3. 適用材料・ニーズ
  2. 3Dプリンタ材料用フィラー
    1. チタン酸カリウム繊維の特徴
    2. チタン酸カリウム繊維のアプリケーション
      • 精密成型品
      • 摺動部品
    3. 他のフィラー
  3. フィラー入り3Dプリンタ材料の特徴
    1. 材料配合
    2. 造形条件
    3. 機械強度
    4. 造形性、寸法精度
    5. 造形事例
  4. 応用事例と研究トピックス
    1. パス最適化による機械強度改善
    2. フィラー配向制御技術
    3. 摩擦摩耗特性改善

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
株式会社 技術情報協会の地図

受講料

複数名同時受講割引について