アクリレートの種類、構造と選び方、使い方

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会場 開催

本セミナーではアクリレートについて基礎から解説し、求める物性を得るための適切なアクリレートの選定とその使い方について詳解いたします。

日時

中止

プログラム

第1部 ウレタン、エポキシアクリレートの構造・物性とその応用

(2019年1月23日 10:00〜11:30)

  1. 光硬化の概要
    1. 光硬化と熱硬化
    2. アクリレート樹脂の光硬化機構
    3. 光重合開始剤
  2. アクリレート樹脂系モノマー・オリゴマー
    1. アクリレートモノマー
    2. アクリレートオリゴマー
    3. エポキシアクリレート
    4. ウレタンアクリレート
    5. ポリエステルアクリレート
  3. 機能性アクリレート樹脂の応用
  4. 今後の展望

第2部 フルオレンアクリレートによる屈折性と耐熱性の付与

(2019年1月23日 12:10〜13:40)

フルオレン誘導体の特性と用途例について幅広く紹介した後、フルオレンアクリレートについて説明します。フルオレンアクリレートは特殊な構造を有しているため、従来のアクリレートには無い優れた特性の付与が期待されます。それらの特性と評価方法について例を挙げ、紹介します。

  1. フルオレンとは
    1. フルオレン誘導体
      1. フルオレンモノマーの紹介
      2. 熱可塑性樹脂フルオレンポリエステルの特性と用途例
      3. 熱硬化性樹脂フルオレンエポキシの特性と用途例
  2. 光硬化性樹脂フルオレンアクリレート
    1. フルオレンアクリレートの紹介
    2. フルオレンアクリレートの特性と評価方法
      ~高屈折率・高耐熱性・高柔軟性を中心に~
    3. 主な用途と配合技術
    4. 最近のトピックス

第3部 環化重合性アクリル系モノマーと主鎖テトラヒドロフラン環構造の特性

(2019年1月23日 13:50〜15:20)

α-アリルオキシメチクレートは、主鎖にテトラヒドロフラン環を形成しながら重合するアクリル系モノマーである。その特性について、メカニズムを交えながら解説する。加えて、その特性を生かした応用例についても示す。

  1. 環化重合に関する一般的知見
    1. 環化重合の特徴・課題
    2. 環化重合の具体例
  2. α-アリルオキシメチルアクリレートの特性
    1. 重合のメカニズム
    2. モノマー構造・性状に関する特性
    3. 重合特性
  3. 主鎖テトラヒドロフラン環構造の特性
    1. 主鎖テトラヒドロフラン環構造と発現特性の相関
    2. 主な発現特性
  4. 応用例
    1. 反応性希釈剤
    2. その他

第4部 デンドリマー及びハイパーブランチ型多官能アクリレートの特性

(2019年1月23日 15:30〜17:00)

デンドリマー及びハイパーブランチ型多官能アクリレートの種類、製造方法、特徴、応用を紹介します。

  1. UV硬化材料の市場
  2. デンドリマーとハイパーブランチポリマーの歴史
  3. デンドリマーおよびハイパーブランチ型アクリレートの種類と合成方法
  4. デンドリマーおよびハイパーブランチ型アクリレートの硬化特性
    1. 粘度
    2. 硬化速度
    3. 硬化収縮
    4. 硬化物のレオロジー
  5. デンドリマーアクリレートの利用方法
    1. フィルムハードコート
    2. UVインクジェット
    3. レジスト
    4. 期待される応用分野
  6. まとめ

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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