蒸留プロセスにおける省エネ化とトラブル対策

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会場 開催

本セミナーでは、蒸留について基礎から解説し、用途・目的ごとに適切な蒸留装置を設計するポイント、目詰まりやファウリングの防止方法について詳解いたします。

日時

開催予定

プログラム

第1部 蒸留の基礎と省エネ

(2019年1月28日 10:00〜12:00)

  1. 蒸留の平衡論と速度論
  2. 蒸留の効率の考え方
  3. 多重効用やヒートポンプ原理に基づく省エネ技術
  4. バイオエタノールの蒸留脱水プラント
  5. 目詰まりやファウリングの防止

第2部 蒸留プロセスの設計とトラブル対策

(2019年1月28日 12:50〜14:50)

 蒸留塔の設計に必要な基本的な考え方から,蒸留プロセスの設計時の留意点を 説明し,蒸留プロセスで課題となる省エネ化,フォーミング (発泡) 系およびファウリング (汚れ) 系の対応方法について事例紹介も交えて解説する。

  1. 蒸留塔の設計
    1. 蒸留理論の概要
    2. 蒸留の基礎
    3. 蒸留プロセスの構成
    4. 蒸留塔の設計因子
  2. 蒸留プロセスの設計
    1. 蒸留プロセスの設計における留意点
    2. 省エネ型蒸留プロセス
  3. トラブル事例紹介
    1. フォーミング対策
    2. ファウリング対策

第3部 蒸留システム・構造の 種類,設計,保守について

(2019年1月28日 15:00〜17:00)

 GHG削減は今後一層重要になってくる。産業界では蒸留において消費されるエネルギー量は極めて大きく、この分野での省エネ化の意義は一層重要となっている。本講義では、省エネ蒸留技術に力点をおいて説明する。

  1. 蒸留システム・構造の基礎知識
  2. 蒸留塔の設計~トレイ・充填物の使い分け~
    1. FlowParameter
    2. Foaming
    3. Fouling
    4. SystemPressure
    5. 圧力損失
    6. 運転操作範囲
  3. 蒸留システムの設計
    1. 多重効用システム
    2. DividedWallColumn
    3. 内部熱交換型蒸留塔 (SUPERHIDIC)
  4. 蒸留塔のメンテナンスについて

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
株式会社 技術情報協会の地図

受講料

複数名同時受講割引について