本セミナーでは、有機半導体材料の物性や物性評価、有機薄膜太陽電池の原理などの基礎から解説し、発電の高効率化と耐久性向上のための新規材料の設計指針を詳解いたします。
有機薄膜太陽電池の光電変換効率は9%を超え、アモルファスシリコン太陽電池に近づいてきた。有機薄膜太陽電池は潜在的に低コストプロセスによる作製が可能になると期待されているが、寿命等が懸念されており、今後の課題となっている。 本講座では、有機半導体材料の物性や物性評価、有機薄膜太陽電池の原理について解説するとともに、有機薄膜太陽電池の高効率化と耐久性向上の鍵を握る、有機半導体材料について、これまで用いられてきた材料の特性や歴史を紹介し、新規材料の設計指針を議論する。