本セミナーでは、LEDの基礎から、LEDデバイスやLED照明で品質問題を発生させない設計と生産工程管理、不具合とその原理、対応・対策への対応などに関して詳しく解説いたします。
初学者から、実務で課題を抱えている方まで、幅広くご受講いただけるセミナーとなっております。
電子デバイスの生産拠点が海外へシフトしたため、LEDランプやLED照明に対する設計・生産のノウハウを持った技術者や生産工程管理者が国内に少なくなってきています。特に日本が先頭を走っていた品質管理者は、減少の一途です。UV – LEDの登場で再び脚光を浴びた市場ですが経験ある指導者がいない状況に陥っています。本講演では、基本的な事を学ぶだけでなく、継続した情報源として繋がりを持って頂くものです。
1982年からLEDデバイス設計とモジュール設計に携わってきましたが、現在の市場状況は、LEDチップ・デバイス設計と生産工場は、日本から台湾へ、更に中国へと移っています。しかしその性能・品質に関する重要な素材選定や設計方法と品質管理方法は未だ我が国に知見を持った技術者が居ます。 今回の講演では、LEDデバイスを構成するリードフレーム・セラミック・反射ケース・封止樹脂や鍍金技術を参加者のメーカーの枠を超えた共創の精神で日本発進のLED頭脳集団を再構築したいと考え講師役をお受けしました。 たった一日のセミナーに終わらず、品質改善に関しての課題であれば可能な限りメールで回答させて頂きます。一緒に日本の技術レベルの向上に取り組みましょう。