本セミナーでは、ポリビニルアルコール(PVA)の基礎から解説し、市販されている高機能化PVA、代表的な用途について詳解いたします。
代表的な水溶性合成高分子であるポリビニルアルコール (PVA) について、その基本的な分子構造と物性の関連性や微細構造の解説を中心に講演いたします。 また、市販されている高機能化PVAの紹介やPVAの代表的な用途を紹介いたします。
PVAの製造フローの解説、世界の主要PVAメーカー、日本市場での用途構成およびその推移、PVAの基本構造など全般的・基礎的な情報を解説します。
主にけん化度や重合度などの基本的な分子構造と水溶液物性及び皮膜物性との相関を解説します。さらに、PVAの分子中に含まれる微細構造に関する解説をします。
各種変性PVAについて、その特徴や主要用途を紹介します。
数あるPVAの用途の中から、主に分散安定剤、紙加工剤について特徴を解説します。分散安定剤についてはエマルジョン重合用、塩ビ懸濁重合用を、紙加工剤についてはインクジェット用、感熱紙用、剥離紙用をそれぞれ解説します。