本セミナーでは、医療機器・ヘルスケア関連事業への参入、展開、促進について、企業の技術者・研究者・開発者を対象に分かりやすく解説いたします。
日時
- 2019年2月18日 10時00分〜 2019年2月18日 17時00分
プログラム
医療材料は製品となり顧客問題を解決するためにある。 開発者は現場問題をまず考え、その解決策を立案、その中で材料が如何に問題を解決するか、要求品質・機能機構展開し、具体的に成功の姿を描いて、着手することが不可欠。 製品価格に占める材料価格を考えると、材料を自社の製品とするだけでは市場は小さい。 提供するものが材料のかたちをとっていても、常に、中間品、製品の販売を意識し、事業の形態を考える必要がある。 そのためには、製品を意識した材料開発と権利化が不可欠である。 ニッチ・グローバルトップの考え方、実践方針と戦略構築が必要である。 後発参入でトップを狙い、事業を大きく展開するためには、思い切った展開分野の絞込と集中が不可欠である。絞り込みの方向を考えるには、モデルとすべき同種の成功企業を数社設定、事業を真似ず、成功の要因となった基本戦略を学ぶことが重要。 絞り込み分野、ポイントは、自社の経緯や経営資源による。 薬事法・承認・許認可、QMS/ISO – 13485等の規制要求は、恐れるに足らず、新規参入者のためのガイドラインと考え、解決すべき医療の問題を絞り込み、設計開発着手前に、目指す成功を具体的に可視化、その成功モデルの仮想製品の『製造販売承認申請書案』と、その製品に要求される『QMSの骨格案』のみを構築、仮想製品の要求品質の機能機構展開、リスクマネジメントを柱とし、その製品の機能発現の機序とその根拠、リスク低減方法を明確化、これらに実現に必要な稼業と前後関係、遂行に必要な能力を考え、本セミナーで述べる『逆行的医療機器設計開発法』に従って、納期に執着し一気通貫進めれば、非常に優しくなる。
- 初めに
- 先入観を脱し、実相を理解する。医療は特殊分野ではない
- 自己紹介
- 開発例と材料開発者であった私を助けたもの
- 医療・ヘルスケアは材料高付加価値化の揺り籠
- 製品が促す材料開発と材料が促す製品開発の素敵な関係
- 材料を創りたい?それとも価値創造?
- 開発力を枯渇させる言葉『ものづくり』で分かった気に
- 材料でできること、出来ないこと
- 医療の設計開発・製品化をまず設計する。
- 心配無用!法・関連通知は最高の道案内人
- 巷間流布する『噂』真実にあらず。恐れることなかれ。
- 材料技術者必須の開発設計の考え方
- 材料使用環境と材料の立ち振る舞い
- 使用環境と要求性能、一製品でも異なる複数の環境に留意
- 生体に好かれる材料・嫌われる材料
- 化学組成だけではない。 表面、形状、力学特性、電位…
- 生体に好かれる材料となるために
- 表面修飾
- 多層化
- 異方性
- 免疫調整
- 弾性率調整等
- 新材料はよい材料か?
- 使用実績と信頼性
- 医療機器製品化プロセスに見る材料選定
- どの段階で材料を決める?
- 『医療における開発設計の基本的作法』
- GLP
- GCP
- GMP (QMS)
- GVP
- GMSP
- 新しい事は良いことにあらず
- 新材料の基本戦略 リスクを踏まえた展開分野・方法を組む
- 材料使用環境と材料の立ち振る舞い
- 医療材料の最近の動き
- 生体吸収性材料
- ステント⇒bio absorbable scaffold,薬剤修飾などの動き
- 親水性ポリマー
- 潤滑剤
- タンパク等吸着防止
- 癒着防止
- 生体適合性材料
- 抗血栓材料
- 組織適合性 (軟組織、硬組織)
- 細胞増殖性
- 医療効率化 (1) 抗感染性材料
- ポリマー+抗菌薬⇒耐性菌危惧、金属・セラミクス+Zn他⇒?
- 医療効率化 (2) 止血、癒着防止、他
- 止血性
- 癒着防止
- 医療効率化 (3) DDS
- 癌治療等
- 治療効率化 (1) 成長に追従する材料製品
- 人工血管等
- 治療効率化 (2) 成長を促す材料・製品
- oseointegration、Sr/ti置換アパタイトによる骨粗鬆症対策
- 材料の機器化、機器・機能製部品の材料化
- 細密化・集積度の飛躍的変化がもたらす機能・質的変化
- 姿を変える医療材料
- 表面修飾⇒複合化⇒微細化⇒?
- 生体吸収性材料
- 人口動態・医療供給・医療経済・医療技術の大きな流れと注目分野・材料
- 人口動態・人口構成と疾病構造変化
- 疾病構造変化
- 生活習慣病
- がん 等
- 財政逼迫・供給政策変化と医療経営
- 病床計画
- 給付制限
- 病院から地域包括ケア
- 合理化努力
- 診断治療等の効率化・合理化
- 早期退院
- 省力化・労働生産性向上
- 軽費医療
- 薬剤管理
- 病院から地域包括、在宅へ
- 在宅用医療機器・材料
- 透析
- 酸素
- 化学療法
- 疼痛管理 等
- 高齢者介護の効率化、省人化、負担軽減
- 住まい方の発想転換と材料技術
- ITC
- ロボティクスの必要性大
- 高齢者、慢性疾患患者の生活支援
- 高齢者・介護・嚥下食
- リハビリ支援機器
- 先制医療への動き
- センサー技術
- ICT発達と応用
- 健康増進産業・保険との接近
- 患者高齢化に伴う新たな問題点の発生
- 低侵襲化
- 全身麻酔と不用性症候群
- TAVIの例
- 医療従事者の働き方等
- 医療技術高度化に伴う問題
- 高額医薬品・医療機器効率使用
- 稼働率と医療機関集約化
- 医薬品・再生医療・免疫医療技術支援機器
- コンパニオンドラッグ
- TCT
- 遺伝子注入機器他
- 耐性菌、感染症・パンデミックとの闘い
- 新規発想の必要性
- 人口動態・人口構成と疾病構造変化
- 医療機器分野の材料開発・事業化の作法を理解する
- 開発対象 (材料) を着手前に熟慮、定義する
- 素材?鍵部材?製品?そこにビジネスの姿が見えます。
- 材料製品の使用目的・環境・使用方法を定義
- 機器・材料の機能を支配する最大の因子。
- 医療産業のステアリングホルダーとその役割
- テーマ探索~販売、品質保証、廃棄迄、自社のみで出来ない。
- 自社の位置づけと、価値創造システムの設計
- 自ら事業の大きな輪を描き、自らは重要個所の弧となる。
- 顧客環境、顧客ニーズ把握とその妥当性検証
- 事業成否の生命線/QMS、ISO – 13485の重点項目でもある。
- 原点顧客は誰?有効な医療人脈とその確保
- 真に仕様を決める原点顧客と開発することが成功の秘訣
- 医療機器、製品化のライフサイクルの活用
- 製品実現の稼業は全て相互に深い関係。禁!断片的分担
- リスク・ベネフィットバランスは医療材料の生命線
- 害のあるものが承認されないわけではない。
- 開発対象 (材料) を着手前に熟慮、定義する
- 医療機器・材料事業推進を成功に導く事業化の取り組み方と戦略
- 大成功、目標企業を設定、成功要因を学習
- 企業情報、展示会等で戦略・KFSを学び、事業は真似ず。
- 重要な解決問題と自社強みへの絞り込み
- 『Niche、Global Top』『世界的隙間発想 』
- 医療供給・経済・技術の大きな流れを読込む
- 狙いは自社強みとの交差点。現場で見ればアイデアが満ちる。
- 知恵の蓄積で、現場問題を解き医療貢献
- 医師は診断治療の専門家、専門性と貢献領域認識が最重要
- 材料特性から適合製品探索は最低の成功率
- 拾得鍵での他家忍び込みと同成功確率。最低インテリジェンス。
- 重要解決問題の品質・機能・機構展開を
- 材料・製品が具備すべき要求品質を機能機構展開から設定
- 提供するものは何?材料?部品?価値?
- 提供物で異なる価値創造体制の組み方
- 傾向を時間軸で解析、納期、達成レベル設定
- 絶対に後追いはしない。後追い、弱小では勝ち目なし。
- 技術の原点、スーパー顧客との協同開発を梃に!
- スーパー顧客の成長を支え、自社も高みに引き上げられる○実
- 早期獲得不可欠な医師等との会話力
- 基礎医学、解剖学、生理学の基礎を手軽なテキストで確保
- 早期拾得不可欠な医療関連基礎情報
- 法令、QMS等,分野の技術トレンド、情報は溢れている。
- 高成長医療機器企業の卓越した戦略
- 町工場からエクセレントカンパニー変身例は日本にも!
- 大成功、目標企業を設定、成功要因を学習
- 医療材料開発管理の留意点
- 研究~事業開発の違いを押さえた管理を
- 探索<研究<開発<製品開発<事業開発の意味と役割
- 想像力が創造性の根源
- 応用製品の成功状態を具体的にイメージ、要求品質明確化
- 発芽期間の重要性と発芽期間になすべきこと
- 資金・人員投入する前に必要な、事業化成功の条件整備
- 医療経済への適合を見逃さない。
- 病院・患者・在宅等、顧客環境を知らず事業化できますか。
- 事業成功に不可欠な有効な協創体制
- 特許・契約に守られ、目標・情報を共有
- 製品・事業開発時の特許の意味と活用法
- 特許は技術情報を開示し、優秀な協業者を募るパスポート
- 特許出願・他社特許対応力の自己確保法
- 該当分野の特許マップ作成が早道、第一人者への登竜門
- 医工連携と事業開発への活用法
- 最終責任は企業にあり、連携は自社開発を補うもの。
- フェアネス、ギブ≧テイク、契約感覚と人脈蓄積
- 学会・研究会・個人人脈蓄積、企業貢献を超え財産化
- 研究~事業開発の違いを押さえた管理を
- 高顧客満足製品開発・QMS体制・薬事承認骨格データの同時確保を可能にする設計開発プロセス
- 巷間流布の製品・事業開発プロセスは正しいか
- 死の谷、Red Seaは、なぜ生まれるか?
- 『PMDA』に見る高い顧客ニーズ/EBM志向
- 最良のテキスト『製造販売承認申請書添付資料概要作成手順』
- 『ISO-13485:2016』強い設計開発管理志向
- デザインインプットから、デザイン、デザインアウトプット、バリデーション
- 『TQC/品質表/品質・機能・機構展開』
- EBM (Evidence Based Medicine) の優れた手法
- 製品開発・事業開発を同時に成功させる方法
- 『逆行的・総合的製品・事業開発法』
- 最短で薬事承認を確保する取り組みの原則
- RM、機能機構展開を活用、機能性>リスクとその根拠を示す
- 巷間流布の製品・事業開発プロセスは正しいか
- 未来に向って
- 『医療機器。材料は特別な事業ではない』
- 難しく感じるのは、日本のゼロベースの製品開発の減少。
- 『薬機法、QMS/ISO – 13485は大事なガイドライン』
- 法的制約のない事業はどこにもない。
- 『医療機器事業化・医療貢献とPL』
- 医療機器PL度は、一般民生品レベル。現状要直視。○例
- 『材料技術を如何に事業転換』
- 材料、機能部品、製品⇒事業価値も必要経営資源も異なる
- 『医療機器。材料は特別な事業ではない』
- おわりに・最近の学会の動きから
- CCT – 2018 Kobe
- 日本バイオマテリアル学会 2018 Kobe
- 質疑応答
会場
受講料
- 1名様: 46,278円(税別) / 50,905円(税込)
案内割引・複数名同時申込割引について
R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。
- R&D支援センターからの案内を希望する方
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
- R&D支援センターからの案内を希望しない方
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)