本セミナーでは、実験計画法について基礎から解説し、PC実習を交えて実験計画法・データ解析を自身の業務に活用できる方法を解説いたします。
希望者には当日のサンプルデータ・Pythonのプログラムのファイルを配布いたします。
高機能性材料の開発やコンピュータシミュレーションによる設計などの研究・開発の現場において、効率的に実験・製造を実施するために実験計画法を活用することが一般的になっています。例えば5つの実験パラメータ (反応温度や反応時間など) があり、それぞれ 10 の候補の値がある場合、すべての組み合わせは 10 万通りにもなってしまいます。しかし実験計画法を用いれば、その中の数回の実験候補から実験パラメータと材料の物性・活性との間の関係性をモデル化することで、所望の物性・活性を実現するための実験候補を効率的に探索できます。 本講座では、そのような実験計画法・適応的実験計画法の基礎および実践、そして実験計画法を実現するためのデータ解析理論を解説するだけでなく、ノートパソコンにより受講者自身で実験計画法を実施したりデータ解析によりモデル化および新しい実験の探索をしたりするための Python によるハンズオン実習を行います。実体験を通して実験計画法を理解し、今後ご自身の業務・研究で活用でき即戦力になります。なお希望者には、当日のサンプルデータ・Pythonのプログラムのファイルをすべてお渡しします。
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