日時
- 2019年1月28日 10時30分〜 2019年1月28日 16時30分
- 2019年1月29日 10時30分〜 2019年1月29日 16時30分
プログラム
ICH-E6 (R2) では、臨床試験の品質を確保するために品質マネジメントシステム (QMS) の構築及び運用が要求されます。また、リスクベーストアプローチの概念が導入され、臨床試験のプロセスやデータに影響を与えるリスクを、システム (体制) やスタディレベルで考慮することが求められことになります。 ICH-GCPに新しく取り入れられることになったこれらの概念は、製品やサービスの品質マネジメントのグローバルスタンダード (国際標準) であるISO9001として、既に世界中に広く普及し、確立している考え方です。そして、日本の臨床試験 (治験・臨床研究) の現場でも,このようなグローバルスタンダードの品質マネジメントのあり方が求められるようになります。 本講座では、まずISO9001の基本的な考え方を理解し、必要不可欠な基礎知識を習得します。その上で、新しいICH-GCPが要求する品質マネジメントシステム (QMS) 、リスクベーストアプローチ、プロセスアプローチ、Built in Quality等の概念を理解します。さらに、QMSを有効に運用しプロセス改善につなげていくための様々なアプローチを学びます。具体的には、QMSのツールとしてのSOPとはどういう意味なのか?PDCAが回っているシステムとはどういうものなのか?PDCAが回っていないシステムとはどういうものなのか?本当にノー検査・ノーQCで大丈夫なのか?等々の疑問を1つ1つ解決していきます。そして、最終的には臨床試験 (治験・臨床研究) QMSやGCPリノベーション (刷新) の意義を本質的に理解することを目標とします。 本講座は、これまでにISO9001を学んだことがない方でも理解が出来るように構成しておりますが、本講座をより有効に活用されるため、以下の規格書を事前にご一読され、また当日ご持参し適宜ご参照されることをお勧めします。
- 「対訳ISO9001:2015 (JIS Q 9001:2015) 品質マネジメントの国際規格」 (日本規格協会)
- Terminology
- 「Quality」について
- 「Management」について
- 「Risk」について
- 「Critical」について
- 「Accountability」について
- 「Compliance」について
- 「Governance」について
- これまでの日本の臨床試験 (治験) の品質上の問題点
- Role & Responsibilityが不明確
- 手順が不明確
- 誤解された記録の重要性
- 記録が不適切・不十分
- GCP必須文書の功罪
- はんこカルチャーの功罪
- 最終成果物が綺麗ならOK?
- 出口管理
- 全数検査
- 許容エラー率0%?
- これって本当に必要
- 80%の法則とは?
- 臨床試験の品質の責任は誰にある
- ISO9001による品質マネジメント
- ISO9001について
- ISOとは?
- 規格の位置付け
- ISO9000シリーズ
- ISO9001:2015の構成
- 品質について
- 品質とは?
- 適正な品質とは?
- 価格とは?
- あなたの仕事の適切な品質とは
- What is the “Quality” of clinical trials?
- 品質マネジメントの7つの原則
- 品質マネジメントシステム (QMS) により得られるもの
- 審査とは?
- 審査の目的
- 審査の種類
- QMSのPDCAサイクル
- 品質マネジメントの肝とは?
- 継続的改善
- Lean Six Sigmaとは?
- DMAICとは?
- ISO9001について
- ISO9001とICH-GCP
- ISO9001:2015改訂のポイント
- ICH-E6 (R2) 改訂のポイント
- ICH-GCPの2本の柱
- かなり出遅れた日本!?
- 臨床研究法
- 法制化 (GCP、臨床研究法) のメリットとデメリット
- ISO9001とICH-GCPの関係とは?
- ISO31000 (リスクマネジメント規格) との関係とは?
- ISO9001に基づくQMSへのパラダイムシフト
- プロセスとシステムの違いとは?
- プロセスアプローチとシステムアプローチ
- Quality by Design (QbD) ・Built in Quality
- 臨床試験のQMSとは?
- StudyレベルのQMS
- 臨床試験データの創製プロセス
- モニタリングの位置付け
- 審査 (監査) の種類
- 臨床試験 (治験・臨床研究) 実施プロセスのPDCAサイクルと継続的改善
- 臨床試験 (治験・臨床研究) QMSについて
- 臨床試験QMSの組織体制
- 伝統的なQCQA体制 (例)
- グローバルスタンダードのQM体制 (例)
- 臨床試験QMSの適合性
- 臨床試験QMSの有効性
- ISO9001に基づく臨床試験QMSの実装
- 臨床試験QMSの実装で何が変わる?
- 説明責任 (Accountability) とは?
- 不遵守 (Noncompliance) が明らかになったらどうする?
- マインドセットを形成するもの
- What is our ultimate goal?
- 品質マネジメントのPitfallとは?
- 臨床試験QMSの組織体制
- 臨床試験 (治験・臨床研究) QMSにおけるSOPマネジメント
- こんな疑問ないですか?
- SOPはなぜ必要なのか?
- SOPと教育
- 明確化=ルール化の目的
- 臨床試験QMSの実装によるSOP見直しのポイント
- ISO15489 記録管理
- 生産性向上につながるSOPとは?
- 有効なSOPとは?
- 無駄・不適切なSOPとは?
- 避けるべき表現とは?
- 好ましい表現とは?
- どこまで詳細にすべきか?
- GCP,ガイドライン等の規制はどこまで盛り込むべきか?
- SOPの階層構造
- SOPマネジメントのPitfall
- SOPを改訂すべき要因
- 今後作成・見直しを検討したいSOP
- Delegation Log、JD、研修記録はなぜ重要?
- SOPマネジメントシステムのあり方
- 組織体制
- 管理方法
- グローバルSOPとローカルSOP
- それぞれの役割
- ポジショニングと階層構造
- 各組織が自ら考えなければならないこととは?
- 海外規制当局 (FDA/EMA) が求めるグローバルSOP
- 臨床試験 (治験・臨床研究) QMSにおけるリスクアセスメント
- リスクマネジメントとリスクベーストアプローチはどう違う?
- リスクベーストアプローチについて
- リスクマネジメントについて
- 問題 (イシュー) マネジメントについて
- リスクの定義
- 「安全」とは?
- リスクアセスメントとは?
- リスクアセスメントのプロセス
- 臨床試験におけるRisk Identification (特定)
- 臨床試験におけるRisk Estimation (見積り)
- 臨床試験におけるRisk Evaluation (評価)
- モニターの担当施設数=臨床試験QMSのKPI
- リスクマネジメントベーストモニタリング (RMBM) とリスクベーストモニタリング (RBM)
- リスクアセスメントの前にやるべきこととは?
- リスクマネジメントとリスクベーストアプローチはどう違う?
- 臨床試験 (治験・臨床研究) QMSにおけるRBM (リスクベーストモニタリング)
- DM・統計学的アプローチ
- モニタリングプロセスアプローチ (プラクティカルRBM)
- プラクティカルRBMのプロセス
- Risk Identification (特定)
- Risk Estimation (見積り)
- Risk Evaluation (評価)
- Risk Reduction (低減)
- リスクのモニタリング計画への反映
- 品質マネジメントの観点からのオーバーサイト (Oversight)
- スポンサーによるCROオーバーサイト
- ISOを知らないCROオーバーサイト
- ISOを理解したCROオーバーサイト
- バリューチェーンマネジメント
- CROの今後の課題
- 治験責任医師による治験チームオーバーサイト
- ISOを知らない治験チームオーバーサイト
- ISOを理解した治験チームオーバーサイト
- スポンサーによるCROオーバーサイト
- Global Communication
- Languages from native English speakers
- Japanese in Global Communication
- Global Cultural Differences
- English as a Tool of Global Communication
- How to apply PDCA Cycle in English Learning
- 質疑応答・名刺交換
会場
受講料
- 1名様: 66,500円(税別) / 73,150円(税込)
- 複数名: 35,000円(税別) / 38,500円(税込)
複数名同時受講の割引特典について
- 2名様以上でお申込みの場合、
1名あたり 35,000円(税別) / 37,800円(税込) で受講いただけます。- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 66,500円(税別) / 71,820円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 70,000円(税別) / 75,600円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 105,000円(税別) / 113,400円(税込)
- 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。 - 他の割引は併用できません。