現在中国や米国等においてブロックチェーンは、OSI参照モデル提言直前の黎明期インターネットと同段階にあるとされ、インターネットを超える新ビジネス創出技術としてその実用化・標準化が大いに進展している。これに対し日本でも将来を見据えるべき特許については、ブロックチェーン技術・ビジネスのアイデアをいち早く権利化すべきである。
本セミナーでは、ブロックチェーンの基礎からそのレイヤモデル、スマートコントラクトや、最先端プロジェクト・ビジネスをご説明し、特許の実例をご紹介する。さらにブロックチェーンに係る特許の取得・行使について考察を行い、特許の新たな使い方をご提案する。
- ブロックチェーンの現状と動向
- ブロックチェーンの基本的構造・仕組み
- ブロックチェーン:複製不可能性をデジタル化する技術 -
- スマートコントラクト:自律性をデジタル化する技術
- ブロックチェーンのレイヤモデル:BC-Layers 1.0, 2.0, 2.5, 3.0, 3.5
- ブロックチェーンで実現する分散型AI・IoTシステム
- 最先端プロジェクト:ブロックチェーンとAIの相乗効果
- ブロックチェーンによって創出される技術・ビジネスと特許
- Blockchain as a Service (BaaS)
- 新ビジネスモデル,ビジネスデータ管理
- データ・エコノミ:AIの爆発的普及を見据えたデータ流通ビジネス
- 大容量データの時系列管理:人生・人類史の管理も可能?!
- マシン・エコノミ:計算資源流通ビジネス
- フィンテックビジネス
- ブロックチェーン技術・ビジネスにおける課題解決
- ブロックチェーン・AI・IoT特許の取得・行使
- 複数主体 (権利一体の原則) の問題
- 域外適用 (属地主義) の問題
- 間接侵害の問題
- ブロックチェーン・AI・IoTの特許権侵害は発見容易?!
- ブロックチェーン・AI・IoT特許の新たな使い方