医療用医薬品の販売予測は、過去のトレンドに基づいて作成するVolume Trend Forecast、患者数に基づいて年間ベースで予測するPatient based forecast、市場のダイナミック (New, Switch, Repeat) データを利用して月間で予測するPatient Dynamics Forecast等がある。疾患領域によって適したModelは異なるが、少なくとも複数の方法で作成した販売予測を比較しお互いでValidationすることで、精度を保証しようとしている。 本講演は、販売予測の実務者というよりは、その周辺で販売予測を活用される方を対象に、医療用医薬品の販売予測の方法の概要を、数学的な推計モデルの話ではなく、私自身の実務経験に基づいて紹介する。
近年、医薬品産業では開発領域・製品の多様化・グローバル化が進んでおり、売上予測は単に販売計画や生産計画の立案にとどまらず、導入品の選定や開発投資への判断など、その必要性は多岐にわたりますます重要となっています。 本セミナーでは、売上予測に加え、事業性評価のポイントについて紹介をさせて頂きます。