本セミナーでは、高級感の表現方法とその応用のポイントについて、評価データや具体的な事例を交えて解説いたします。
(2018年12月26日 11:00〜12:30)
同じ機能の製品でも高級品に見えるものと見えないものがありますが、それはなぜでしょうか?高級に見えたものにはデザインによる工夫があるはずです。デザインには形、色、材質など様々な表現方法があり、それぞれに見る人の気持ちに働きかけるのです。最近は一つの機能のものでも複数の企業で様々なデザインが造られる時代ですから、売り場において、第一印象で欲しいと思わせる工夫が必要なのです。欲しいと思わせる中で、高級感というキーワードは重要です。価値を高く感じてもらうことで多少の高い価格でも買ってもらえるからです。 この講義では高級感のある魅力的な製品を、事例を挙げながら解説をしていきます。また、講演者の豊富なデザイン経験と感性工学を用いた研究も紹介していきます。
(2018年12月26日 13:15〜14:15)
使い心地がいい、快適、しっくりくる、かっこいい、かわいいなど、製品利用時に利用者が感じる感覚は様々で、それらを製品設計に落とし込むことは非常に難しいことです。しかし近年では、感性に訴えかける製品の開発や訴求方法はますます重要性を増しており、売れる製品開発のためには、感性価値を考えることは避けて通れないものとなってきました。 今回は、その中でも、高級感にフォーカスし、人が感じる高級感と商品の構成要素の対応関係を、感性工学や人間工学に基づいて分析し、目指すべき製品の形状や重量など、製品設計者に伝わる指標に落とし込むための考え方やプロセス (評価実施時の注意事項なども含めて) など、高級感に関連する評価について、具体的な事例を交えながら紹介します。
(2018年12月26日 14:30〜16:00)
30年を越えるCMF (カラー、マテリアル&フニッシュ) デザイン活動経験で得られた高級感表現についての様々な切り口のテーマの抽出と分析をPPTの豊富な画像で解説することにより新たな知識、今迄見落としていたような事象についてご参加の皆さんが気付きと、ヒント掴んで頂けたら良いと思います。 技術、商品企画、デザインの分野の専門性を超えた高級感表現の研究開発についての基本的な視野の巾を広げることで柔軟な思考と着想をベースにした取り組みを皆様の実務の中で実践できることを趣旨とします。
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