シーエムシー・リサーチでは、2018年3月末に「熱利用技術の基礎と最新動向 ~バイナリー発電を中心に~」 (著者:森 豊 氏) を発行した。当該書籍は、「刊行にあたって」において森氏が述べられている通り、「排熱を出来るだけ発生させない工夫は勿論重要であるが、発生した排熱を如何に有効に利用するかは、まさしく現在の日本にとって最重要課題の一つということができる。」という趣旨のもと、注目されつつある排熱に関するテーマ論じた。 さて、最近、中国が日本からの廃プラスチックの輸入を取りやめる、ということが大々的に報じられた。プラスチックのリサイクルが問題になり始めた1990年代後半より、サーマルリサイクルやごみ発電の可能性が言われてきたが、十分に実現されてきたとは言えない。今回、廃プラスチックの処理が改めて注目されている機会をとらえ、「サーマルリサイクル」「ごみ発電」「廃棄物発電」について、「熱利用技術の基礎と最新動向」の著者 森 豊 氏にはサーマルリサイクルと熱利用技術及び排熱利用発電の概要の・サーマルリサイクルに関して幅広い中立的なお話を、早稲田大学 教授 関谷弘志氏には、スターリングエンジンの基礎および廃熱利用等を目的とした応用システムについて、荏原環境プラント株式会社 岡本晃靖氏には、プラント企業の立場からサーマルリサイクル・ごみ発電に関してお話いただく。
(2018年11月7日 13:00~14:25)
産業界におけるサーマルリサイクルや熱利用の現状と、排熱利用発電を含む熱利用技術の概要を解説する。
(2018年11月7日 14:30〜15:25)
多種多様な熱源を利用できるスターリングエンジンに関して、その基礎的な説明と開発状況を紹介すると伴に、特色を活かしたコージェネレーションシステム、すなわち、木質バイオマス、廃棄物、廃熱や太陽熱等の利活用による熱電供給システムの実施例について概説する。
(2018年11月7日 15:30〜16:25)
FIT制度導入後、都市ごみ焼却施設の発電は高効率化し、木質バイオマス発電施設は建設ラッシュを迎えています。本セミナーでは、これらの最新動向について実例を交えながら、サーマルリサイクル技術 (発電および熱利用) の基礎から応用まで紹介します。
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