講演者皆様のこれまでの経験やノウハウ、成功例・失敗例、あるべき姿、理想と現実など、主に「マネジメント術」や「組織力UP」に焦点を充てた内容を講演いただくことにより、時代を繋ぐ研究開発リーダー養成・組織づくりを目的とします。 今後も活躍していく技術者・研究開発者に向け、講演会を通じて「さらなる気づき」 「ヒント」「ノウハウ」を修得いただき、事業戦略・勝つ組織づくりへと企業戦略など、強い研究開発・人材・組織へと広がる講演会になればと幸いに存じます。
(2018年10月30日 10:00〜11:20)
「勝つ」とは、「顧客に選ばれること」つまり「お金を稼げること」 研究・開発は思うように進まないし、やってみなければ分からない。工場・営業部門に対し成果が見え難いし、成果に時間もかかる。時間がかかれば、経営陣から研究部門へのプレッシャーは強くなる。成果は研究者個人や研究マネージャーに大きく依存する。”モノ”や”コト”づくりも、結局、”ヒト”づくりから始まるのである。デジタルカメラが普及し、写真フイルムがなくなった危機的状況で、経験した組織変革を紹介します。
~取り組み事例、組織風土が与える影響、ステージゲート、マネジメント改革~
(2018年10月30日 11:30〜12:50)
当社のR&Dマネジメント (技術管理) 取り組み事例を正直ベースなお話で赤裸々に紹介しながら、組織風土の与える会社の業績与える影響、ステージゲートの運用、マネジメント改革の取り組みについて、参加の皆さんと一緒に考察を深める場にしたいと思います。
医療機器における商品開発
~市場ニーズと技術シーズのマッチング~
(2018年10月30日 13:40〜15:00)
医師でない企業のエンジニアが医師の医療行為のニーズを汲み取り、それを具現化するための商品開発の進め方 (体制) について、特に、デザインシンキング、Design Control を中心に紹介をする。 デザインシンキングでは、カスタマージャニーの重要性とそのneeds の採択についての工夫を紹介し、Design Control では、要求品質機能展開の手法に触れる。
(2018年10月30日 15:10〜16:30)
研究開発 (R&D) の使命は「イノベーション創出のために (無から有) を生み出すこと」です。その実現の為には (無から有を生み出す) イノベーター人材が活躍できる環境つくり (組織つくり) が大切です。 本講では、ムラテックで実践した「R&D部門の組織づくり・人材づくり」の考え方や取組みを自身の経験を基にご紹介させていただきます。