日時
- 2018年11月15日 10時30分〜 2018年11月15日 16時30分
開催予定
プログラム
循環水ラインや家電製品の汚染、建造物や石油パイプラインの汚染、さらには医療分野や医療器具・機器の汚染など、多岐に渡る産業分野においてバイオフィルムは様々な問題を引き起こしている。このようなバイオフィルム汚染は、現代においても莫大な経済的並びに人的損失を招いており、バイオフィルムの形成を抑止し、さらにはそれを効果的に破壊する技術の開発が各方面で強く望まれている。その意味で、バイオフィルムは「小さくて厄介な敵」であると言える。 しかしその一方でバイオフィルムは、物質生産や有害物質の分解除去などの産業分野において古くから利用されてきた。現代においても地球環境問題や資源問題、あるいは多剤耐性菌問題などの全人類的な脅威に対し、今後大いに活用を図っていくべき「小さな強い味方」でもある。 本セミナーにおいては、このような「小さくて厄介な敵」の姿と特性について理解を深め、その姿を把握・定量化する様々な手法を説明する。また、演者らが開発中の新規な分析手法群についても詳しく紹介したい。そのうえで、この「小さくて厄介な敵」を駆除する技術群についても、最新の手法も含めて紹介する。さらに後半の部においては、「小さな強い味方」であるバイオフィルムとして、様々な産業分野における活用事例を紹介する。排水処理や有害物質の分解除去、有用物質の生産技術への応用に始まり、演者らが長年取り組んできた有機溶媒/ゲル、並びに有機溶媒/水界面に形成させたバイオフィルムを用いた医薬品や化粧品原料の生産研究についても紹介したい。さらには、新規な抗生物質などの医薬品原料の探索用ツールとして、現在開発中の2つの界面スクリーニングシステムについても、詳しく紹介したい。
- バイオフィルムの構造と特性
- 気/固、気/水、水/固界面におけるバイオフィルムの形成とその特性
- 有機溶媒/水界面におけるバイオフィルムの形成とその特性
- 有機溶媒/固界面におけるバイオフィルムの形成とその特性
- バイオフィルムの定量化技術と駆除技術の方向性
- 既知のバイオフィルム解析・定量化技術
- 新規なバイオフィルム定量化技術、Plate-hanging法
- 固体表面の新規な防汚性能評価技術、菌糸侵入距離法と逆拡散ペーパーディスク法
- バイオフィルムの工業的駆除技術の方向性
- 気/固、気/水、水/固界面におけるバイオフィルムの利用技術
- 気/固界面バイオフィルムを用いた物質生産技術
- 気/水界面バイオフィルムを用いた物質生産技術
- 水/固界面バイオフィルムを用いた排水処理技術
- 有機溶媒/固界面におけるバイオフィルムの利用技術
- 有機溶媒/固界面における微生物毒性の緩和現象
- 有機溶媒/固界面バイオフィルムを用いた有用物質の生産技術
- 有機溶媒/固界面バイオフィルムを用いた有害物質の分解除去技術
- 有機溶媒/水界面におけるバイオフィルムの利用技術
- 液面固定化システムを用いた有用物質の生産技術
- 抽出液面固定化技術を用いた有用物質の生産技術
- 液/液界面バイオリアクターを用いた有用物質の生産技術
- バイオフィルムを用いた天然物創薬
- バイオフィルムと薬剤耐性菌、インプラント感染症
- 薬剤耐性バイオフィルムへの対策と天然物創薬の重要性
- 抗生物質生産カビの液/液界面スクリーニングシステム
- 抗生物質生産カビ・放線菌の固/液界面スクリーニングシステム
- 質疑応答
会場
受講料
- 1名様: 42,750円(税別) / 47,025円(税込)
- 複数名: 22,500円(税別) / 24,750円(税込)
複数名同時受講の割引特典について
- 2名様以上でお申込みの場合、
1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
- 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。 - 他の割引は併用できません。