製薬企業や食品関連企業で薬物動態や製剤の研究・開発に携わろうとする方や、薬物動態学の基礎を整理しておきたい方などを対象に、必ずしも薬学のバックグランドを持たない人でも理解できる、“教科書では学べない”薬物動態学の基礎を概説します。新人や異動者の現場導入教育としても最適です。今回は,要望の多い,「薬物トランスポーター最前線」と「特定機能性 (表示) 食品と薬物動態試験」をトッピクスと致しました.
- 薬物動態学とは.薬物動態学がカバーする範囲
- ファルマコカイネティクスとファルマコダイナミクス
- 経口剤の全身暴露を阻む7つの関門
- 添付文書・インタビューフォームに記載されている動態用語の基礎知識
- Cmax とTmax
- AUC
- 消失速度と半減期
- 分布容積とクリアランス
- 生物学的利用率と吸収率
- 線形性と依存性
- 食事の影響や動態の変動はどこまで許容されるか?
- 動態学的パラメータの解釈と算出方法 (簡単な演習問題をつけて)
- 薬物の吸収,分布,代謝,排泄のエッセンス
- 早期探索段階での薬物動態・毒性プロファイル評価がなぜ重要か?
- 探索段階における in vitroスクリーニングチェック項目
- 創薬におけるBCSの概念
- pH分配仮説
- “タンパク結合”の持つ意味
- 薬物代謝の様式 CYPは普通の酵素とここが違う!
- なぜ単酵素代謝が嫌われるか?
- なぜCYP2C19や2D6での代謝が気になるか?
- なぜCYP3A4の阻害/誘導が気になるか?
- なぜCYP1Aの誘導が気になるか?
- 医薬品の物性値と動態パラメータ (リピンスキールールの動態的再検証)
- Rule of Five (Lipinski rule) とは.
- 薬物の物性と代謝・排泄パターンの関係
- あるLogP値を超えると,動態的な“行儀”が悪くなる.
- あるLogP値を超えると,毒性的な“行儀”が悪くなる.
- 医薬品の探索段階で起こりえる動態的諸問題
- 毒性試験における動態の役割と毒性投与量の設定
- 反復投与試験
- 医薬品の開発段階で起こりえる動態的諸問題
- ヒト動態の予測
- 非線形な動態
- Flip – Flop型動態
- 薬物間相互作用
- 定量限界以下のデータの取り扱い
- トピックス1: 薬物トランスポーター最前線
- トピックス2: 特定機能性 (表示) 食品と薬物動態試験
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