高分子材料におけるトライボロジーと摩耗量低減

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本セミナーでは、高分子材料におけるトライボロジーを基礎から解説いたします。
また、高分子材料の摩耗量を低減するための様々な手法と特徴について詳解いたします。

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プログラム

高分子材料を扱っている、もしくはこれから扱う方で、トライボロジーのことはよく分からないという方を対象にしています。  手っ取り早く、「トライボロジーとはこんなものか!」と理解していただけることを目標にしています。  先ずはトライボロジーの基礎をひととおり学び、高分子材料におけるトライボロジーに関する基礎的な問題、また、高分子材料の摩耗をどのように低減するのか、講師の研究事例も織り交ぜながら、様々な事例を整理して紹介します。

  1. トライボロジーの基礎
    1. トライボロジーってなに?
    2. トライボロジーにおける固体表面
    3. 摩擦抵抗の原因はなに?
    4. 摩耗 ~固体は擦ると減っていく~
    5. 様々な潤滑状態
    6. 摩擦・摩耗の評価と悩ましい問題
  2. 高分子材料のトライボロジー
    1. 様々な固体潤滑
    2. 高分子材料の基礎
    3. トライボマテリアルとしての高分子材料
    4. フィラーによる耐摩耗性向上
      • フィラーの役割とフィラーの種類
      • 潤滑性付与
      • 機械的強度向上
      • 摩擦面平滑化
      • 熱伝導率改善
    5. PTFEについての耐摩耗性向上に関する研究
      • 各種研究事例紹介
      • カーボンブラックを用いた耐摩耗メカニズム解明 (自身の研究紹介)
    6. 熱硬化性樹脂のトライボロジーに関する研究 (自身の研究紹介)
  3. トライボロジーでよく使われる分析観察手法 (おまけ)

会場

大田区産業プラザ PiO
144-0035 東京都 大田区 南蒲田1-20-20
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