新規事業テーマの発掘とその進め方

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プログラム

第1部. 富士フイルムにおける新規事業創出の取り組み

(2018年11月7日 10:00〜11:30)

 富士フイルムは、人々の健康や環境などの社会課題の解決につながるソリューションへと繋げていくことが企業課題であると捉え、 共創によるにイノベーションを起こしていく場である、Open Innovation Hubを開設、運営している。 これは開かれた世界で未知のニーズ・シーズと組み合わせることが不可欠であるとの考えからである。 富士フイルムグループの基盤技術・コア技術と、それらを活用した材料・製品・サービスを社外のビジネスパートナーに示し、 志を共有することで新たな価値を“共創”する拠点である。そこに至る第二の創業の背景、活動内容などを紹介する。

  1. 富士フイルムの概要と第二の創業
  2. 第二の創業を支える「融知・創新」活動による新たな価値創造
  3. 「融和創新」を実現する社内外コミュニケーションの重要性
  4. Open Innovation Hub 開設の背景
  5. Open Innovation Hubの取り組み (具体的事例)
  6. 課題

第2部. リコーにおける自社技術の見極めと新規事業テーマ創出の仕掛け

(2018年11月7日 12:15〜13:45)

 世界発のコンシューマー向け全天球カメラ”THETA”を事例として、新規事業創出のプロセスや考え方を紹介します。 コアとなる技術は社会トレンドと保有技術のマッチングを考え、競争力を担保するために単一技術ではなく複数技術 の融合領域と設定しました。その際、技術の継続性、事業進化の可能性を意識しました。 事業創出に関しては、新規事業に典型的な組織や実行する人の課題を提示し、それを越えるための考え方や実行する 人に求められる資質について言及します。

  1. 自社技術の見極め
    1. R&Dマーケティング
    2. 融合領域
    3. 進化のスペース
  2. 新規事業創出の仕掛け
    1. テーマ設定のアウトライン
    2. 新規事業開発のありがちなパターン
    3. 機能組織の壁を破れ
    4. テーマ設定の考え方
    5. マーケティング
    6. 求められるスキル・経験
    7. チーム

第3部. 積水化学工業における破壊的イノベーションの取組み

(2018年11月7日 14:00〜15:30)

 企業が成長を続け、魅力ある企業であり続けるためにはイノベーションは必須である。 一方で、イノベーションを成功させることはなかなか難しく、 特に破壊的イノベーションとなれば、その成功確率は限りなく低い。 どう考え、どう進めているか、試行錯誤ではあるが 積水化学での破壊的イノベーションの取組みについて事例を交えて紹介してみたい。 またイノベーションの創出において、 「企業の社会的価値向上の考え方」「CTOの役割」「創造人材」についても持論を述べてみたい。

  1. 持続的イノベーションと破壊的イノベーションについて
  2. 破壊的イノベーションが何故必要か
  3. 破壊的イノベーションを推進する組織・体制
  4. 破壊的イノベーションを成功させるためには
  5. Need to Do への挑戦
  6. 積水化学における事例紹介
  7. 破壊的イノベーション推進上の課題
  8. CTOの役割
  9. 創造人材

第4部. コニカミノルタの新規事業の建て付けのご紹介

(2018年11月7日 15:45〜17:15)

 持続成長に向けて様々な事業の参入撤退を体験したコニカミノルタが、長い歴史の中で培ったコア技術を、差別化技術として新規事業開発に活かしてきた事例をご紹介します。

  1. コニカミノルタのご紹介
  2. 長い歴史の中で培ったコア技術を新規事業の差別化要素として事業開発を促進
  3. 新規事業を立ち上げる上での肝
  4. コニカミノルタが実現したサイバーフィジカルシステム
  5. 失敗を繰り返しながら顧客提供価値を提供

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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