(2018年11月7日 10:00〜11:30)
富士フイルムは、人々の健康や環境などの社会課題の解決につながるソリューションへと繋げていくことが企業課題であると捉え、 共創によるにイノベーションを起こしていく場である、Open Innovation Hubを開設、運営している。 これは開かれた世界で未知のニーズ・シーズと組み合わせることが不可欠であるとの考えからである。 富士フイルムグループの基盤技術・コア技術と、それらを活用した材料・製品・サービスを社外のビジネスパートナーに示し、 志を共有することで新たな価値を“共創”する拠点である。そこに至る第二の創業の背景、活動内容などを紹介する。
(2018年11月7日 12:15〜13:45)
世界発のコンシューマー向け全天球カメラ”THETA”を事例として、新規事業創出のプロセスや考え方を紹介します。 コアとなる技術は社会トレンドと保有技術のマッチングを考え、競争力を担保するために単一技術ではなく複数技術 の融合領域と設定しました。その際、技術の継続性、事業進化の可能性を意識しました。 事業創出に関しては、新規事業に典型的な組織や実行する人の課題を提示し、それを越えるための考え方や実行する 人に求められる資質について言及します。
(2018年11月7日 14:00〜15:30)
企業が成長を続け、魅力ある企業であり続けるためにはイノベーションは必須である。 一方で、イノベーションを成功させることはなかなか難しく、 特に破壊的イノベーションとなれば、その成功確率は限りなく低い。 どう考え、どう進めているか、試行錯誤ではあるが 積水化学での破壊的イノベーションの取組みについて事例を交えて紹介してみたい。 またイノベーションの創出において、 「企業の社会的価値向上の考え方」「CTOの役割」「創造人材」についても持論を述べてみたい。
(2018年11月7日 15:45〜17:15)
持続成長に向けて様々な事業の参入撤退を体験したコニカミノルタが、長い歴史の中で培ったコア技術を、差別化技術として新規事業開発に活かしてきた事例をご紹介します。