第1部. 初心者のための医薬品デジタルマーケティング入門講座
(2018年11月9日 10:00〜14:45) ※途中、昼食の休憩を含む
医薬品業界で初めてデジタルマーケティングを担当する方、改めて体系的に勉強しなおしたい方向けにわかりやすい内容にまとめた入門講座です。一方的な講義形式ではなく、受講者のニーズに合わせた対話形式で、理解を深めるためのドリル、クイズ、Q&A、ディスカッションを重視します。 Google、Amazon、Facebook、Appleなど、インターネットを活用したビジネスが日常生活に浸透して20年ほどが経ちました。時を同じくして、デジタルマーケティングが日本に浸透し、製薬企業が本格活用しはじめて10年。インターネットサービスの歴史や最新動向を踏まえつつ、製薬業界で取り組まれているデジタルマーケティングの実例を紹介しながら解説します。変化の激しいデジタルマーケティング業界ですが、20年間普遍的な理論を学ぶことで、バズワード (次から次へと出てくる新しいカタカナ語) に振り回されない考え方を学んでいただきます。同時に、受講後は実務ですぐに活かせるような実践的な内容にもなっています。講演中でも講演後でも、お気軽に質問してください。
- デジタルマーケティングとは
- デジタル時代とは?
- マーケティングの基礎知識
- デジタル時代に生み出されたマーケティングとは
- これだけはおさえたい!デジタルマーケティング用語
- デジタルマーケティング時代20年普遍の理論とは?
- プロモーションツールとしてのデジタルマーケティング
- 主なデジタルマーケティングサービス
- 各種デジタルマーケティングサービスの特徴
- ツール導入時に気をつけるべきポイント
- 医薬品デジタルプロモーションで気をつけるべきコンプライアンス課題
- 具体的なデジタルツールの事例、活用法
- 医師向けデジタルプロモーションサービス例
- 患者向けデジタルプロモーションサービス例
- 希少疾患薬 (オーファンドラッグ) での活用事例
- 希少疾患薬プロモーションの3つの課題
- 医師もググってる?
- 疾患啓発Webサイトの役割
第2部. 医薬品マーケティングプロモーションへのデジタル技術の活用法
(2018年11月9日 15:00〜17:00)
製薬企業が医薬品の情報提供をおこなう際に、デジタルツールの活用が近年盛んになってきた。 今後、製薬企業がデジタルツールを活用した情報提供をおこなう上で、個々の医師の理解を今まで以上に高めることが重要である。個々の医師の理解を高めることは、『どの医師が、どのような内容の情報をどのようなデジタル情報提供形体で受け取りたいか』である。
- シングルカスタマービューの構築
- 個々の医師のプロファイルの全体像〔360度ビュー〕が正しく見えている状態をどのように構築するか
- 統合顧客データベースの重要性
- 従来のマルチチャネル戦略から新しいマルチチャネル戦略 (オムニチャネル戦略) への転換
- カスタマージャーニーの理解とカスタマージャーニーマップの作成
- 医療従事者が、必要な医薬品情報を欲しいと思ったときに、いつでもどこでも調べることができ、
希望するチャネルから的確な回答を得ることができる仕組みがオムニチャネル
- 医療従事者向け情報提供ツールの膨大な選択肢から効果的な手段を選択するコツ
- e – ディテーリングツール
- 医療従事者向けwebサイト (オウンドメディア)
- 外部の医療従事者向けwebサイト (メルマガなど)
- 法人向けメッセージングツール (LINEなど)
- マーケティングプロモーションの効果測定の仕方