(2018年10月23日 10:30〜12:30)
知的財産 (権利のみならず特許情報等も含む。以下「知財」) をリスクマネジメントという消極的観点ではなく、ビジネスを成功させるという積極的な目的のため、具体的には「マーケティング」のための強力かつ有力なツールとして捉える基礎理論を提供する。具体的には、ビジネススクール等で学ぶ「マーケティング論」の基礎知識とそのフレームワークの中での知財活用の方法について、最近、特にマーケティング・リサーチの一種としても注目を集めている「IPランドスケープ」の概念に重点をおいて解説する。
(2018年10月23日 13:30〜16:30)
近年、「IPランドスケープ」というキーワードが取り上げられており、特許情報を用いた事業競争環境の分析等、主に特許情報を用いた分析に取り組む企業が増えている。弊社、積水化学においては、2012年より、競合丸裸活動と称した、IPランドスケーピング業務を開始。現在は分析、戦略立案、出願のすべての業務を知財担当が担う「戦略知財活動」と名を変え、日々の業務に当たっている。そこで、当発表では、その活動の紹介と実践事例、そこで考えた実践上のポイントについて発表。また後半部では聴講される方々との意見交換を交えながら、相互の活動のレベルアップを図っていきたい。