繊維への抗菌・抗ウイルス加工と性能評価

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本セミナーでは、抗菌・抗ウイルス性を持つ新しい材料の開発事例から正しい評価法、最新の規格まで詳しく解説いたします。

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開催予定

プログラム

第1部 銀ナノ粒子担持繊維の抗菌性能と抗ウイルス性能

(2018年10月22日 10:00〜12:00)

  1. 放射線還元法による繊維表面への銀ナノ粒子固定化法
  2. 放射線還元法による銀ナノ粒子担持繊維の材料学的評価
  3. 銀ナノ粒子担持繊維の抗菌性能評価
  4. 銀ナノ粒子担持繊維の抗ウイルス性能評価
  5. 銀ナノ粒子担持繊維の安全性評価
  6. まとめ

第2部 繊維素材への抗菌・抗ウイルス機能加工技術と性能評価

(2018年10月22日 12:50〜14:50)

 抗菌剤の概略や用途に適した抗菌剤の選択、第4級アンモニウム系固定化抗菌剤 Etak (Octadecyl dimethyl (3 – triethoxysilylpropyl) ammonium chloride) を例として繊維への固定化およびその評価について解説する。

  1. 抗菌剤について
    1. 分類
    2. 抗菌剤の選択毒性
    3. 抗菌剤の作用点・作用機序
    4. 抗菌剤の選定
  2. 繊維素材への抗菌・抗ウイルス剤の固定化方法
    1. 繊維素材への抗菌・抗ウイルス剤の固定化
    2. 第4級アンモニウム系固定化抗菌剤 (Etak) について
    3. Etakの固定化メカニズム
    4. 固定化表面の細菌の挙動
  3. 抗菌・抗ウイルス加工繊維素材の評価
    1. 微生物の分類
    2. 抗菌・抗ウイルス加工素材の評価方法
  4. 応用展開

第3部 繊維製品の抗ウイルス性試験方法

(2018年10月22日 15:00〜17:00)

 繊維製品の抗ウイルス性試験方法と抗ウイルス性能評価について紹介する。

  1. 繊維製品の抗ウイルス性試験方法の開発
  2. 微生物の分類
    1. 細菌、真菌、ウイルスの比較
  3. 繊維製品の抗ウイルス性試験方法
    1. 試験対象ウイルスと宿主細胞
    2. 試験ウイルス懸濁液の調製
    3. 繊維検体とウイルスとの作用
    4. ウイルス感染価の測定
    5. 抗ウイルス活性の評価

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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